
アートまち散歩 ~SBIアートオークション 下見会へ~
5/27(金)、5/28(土)の2日間で開催される『SBIアートオークション』。
昨年9月にYoutube「アート専門番組【MEET YOUR ART】」で、MCの森山未来さんがアートオークションについて対談されてる動画を観たのがきっかけだったのだが、
アート作品を購入する、しないに関わらず、オークションに出品される作品は、前々日から2日間「下見会」にて実際に観ることができるらしく、一度足を運んでみたいと思っていた。
私はオークションに参加したこともなければ、購入したこともない、完全なオークション初心者なのだが、
日本は不景気だと言われる中、高額のアート作品がゴロゴロ売れているらしく、いったいどのような仕組みで出品作品が選ばれ、どのような基準で価格が決められ、どんな人たちが購入するのか?
そこにすごく興味を持っているので、今回その片鱗を少しでも学べたらなと思い、「代官山ヒルサイドフォーラム」 行ってみることにした。

事前にネットで入場申込ができ、無料で見学可能。
出品作品がまとまったカタログも無料でもらえるので、帰ってからじっくり作品購入を検討することもできる。








下:Star 10(佐藤 誠高)¥600,000-900,000



魅力的な作品が多く会場を何周かしてしまった。
作品は草間彌生、村上隆、奈良美智、白髪一雄、名和晃平などもあれば、
海外作家のアンディー・ウォーホル、ジャスパー・ジョーンズ、マルセル・デュシャン。他にもバンクシー、カウズ、エドガー・プランズetc…
どれも有名なギャラリーや美術館に飾られてるレベルのアーティストばかりだが、その人たちの作品をここでは購入することができるんだよなぁ・・・という意識で見始めるとなんだかとてもワクワクした。(もちろん買えないのだけど💦)
尚、入札方法には以下の4通りがある。
A. 会場入札
B. 書面(委託)入札
C. 電話による入札
D. オンライン入札
帰宅後も、カタログを見れば見るほど、何か一つでも買ってみるという経験をしたいと思ってしまう。不思議なことに歳を重ねるにつれ、自分の「好き」を周りに集めたいという想いが強くなってきたように思う。
なんだか現代のミニマリズム、断捨離思想に逆行しているようだが、コレクションっていうのは、ある種”自分らしさの可視化”なのかもなぁと思っていて、今はそれが楽しい!
まだまだ勉強不足だが、引続きアートオークションの面白さについて理解を深めていけたらと思う。