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自然の中で遊び込むことで育つ「3つのチカラ」とは? 〜子どもを育てる人たちへ〜


先が見えない時代と言われる現代を生きる子どもたち。
AIがどんどん発達するし、
職業すらどんどん入れ替わっていて、10年後に今ある職業の何パーセントが残っているんだろうか・・・
環境問題も心配だし、
我が子が大人になる頃ってどんな世界になっているんだろう・・・

そんな中、我が子にはどんな教育をしたらいいの?
幸せになるためには、どんなふうに育って欲しいだろうか?

モヤモヤとしながらも現実には、
「学校や宿題や習い事で忙しいし・・・」
「家では親も忙しいから、ついついYouTubeやゲームに頼ってしまう・・・」

「非認知能力を高めるためには、自然遊びが大切らしい・・・?
でも、何をさせたらいいかわからない」

「このまままで、うちの子大丈夫?」

そんな不安はありませんか?


子育てはみんなでするもの

いろんな不安、心当たりがありますか?
親として何をしてあげたらいいのか、悩んでいませんか?

でも私は、子どもに必要な教育をすることは、親だけでできる仕事ではないと思っています。

親だけではできないというよりもむしろ、
親のすべき仕事は、
「愛情を注ぐこと」と、
「育つ環境をプレゼントすること」

たったのそれだけ。
決して、親の仕事は「子どもを教育することではありません」。

3人の我が子たちには、
いかに親以外の多様な人に育ててもらうか、
そのために、いかに多様な大人たち子どもたちに触れせさるか、
そのことによって、いかに親だけでは与えられない多くの体験に触れさせるか、

を大事に子育てしてきました。

そんな環境をいとも簡単に与えてくれることの一つが、
自然の中に集団で解き放つこと」でした。


かまばの森は最初、「我が子たちのため」に、
彼らがすくすく育つ環境を与えるために、
そのために周りの子どもたちを巻き込んで始めました。
今ではその輪がいつの間にか大きく広がり、今では市内外、県内外、非常に多くの子どもたちが集うようになっています。

我が子のためだった想いは、いつの間にか
「全ての子どもたちのため」に、
広がっていきました。


かまばの森で育まれる3つのチカラとは?

かまばの森では、自由な時間がたっぷりあります。
そして、公園にあるような遊具や家にあるゲーム、おもちゃなど、
ルールが予め決まった遊びをする道具はほとんどありません。

裏山で秘密基地づくりに挑戦中。材料は自分たちで竹林に行き、切り出してきました。「秘密基地」はどの子にとっても憧れ。ここでは、その憧れを形にすることができます。

そんな中で子どもたちは一瞬一瞬を
「今何がしたい?」
「これをする?しない?」
「何が嫌だと思ってる?」
「伝える?伝えない?」
「怖いけどやってみたい。やってみる?どうする?」
いろんな小さな問いかけを自分自身にしていく場面に、遭遇し続けます。

指示が少ないのである意味では過酷です。

一歩一歩、「やらない選択」も含めて自分で決断していく必要がある場です。
失敗もあります。
むしろ、何度だって失敗したらいい。
成功するまで続ければいい。

時間はたっぷりあります。
「これをしたい!」と始まったはずの遊びがいつの間にかどんどん変化し、
想像のつかないようなものが生み出されることもあります。ここでは気まぐれも善なんです。

そして、感じたことを受け止め、表現する安心の場であること。
これには場を見守り、必要な時にそばにいることができる大人の力量も必要です。

そんなかまばの森では、次の3つのチカラが自然と身についていきます。

自分の感覚や感情を素直に感じる力
自分で選択し、人生を切り拓く力
安心感に包まれ、自分らしく生きる力

かまばの森で育つ3つのチカラ


もちろん、幸せを決めるのは自分自身でしかありませんが、
「幸せだ」と感じられるための土台づくりを
お手伝いすること・・・つまり幸せな子ども時代を子ども自らが作っていくための「環境づくり」は、かまばの森でサポートできると思っています。
 幸せな子ども時代は、幸せな大人であるための力強い土台となります。

与えるより解放を

自然の中で自由に解き放たれた子どもたちが表現する、
のびのびとした眼差しと全身で全力で表現するエネルギー、

そして子どもたち同士、あるいは目の前にある自然と
化学反応を起こして生み出される、
創造的な遊びの数々に、
私たちスタッフは毎回新鮮な驚きをもらっています。


「カッコいいヤリを作りたい!!」神経を研ぎ澄まして凧糸を結ぶことに集中する小3男子

だからこそ、かまばの森では 「子どもが自ら選び、自由に遊ぶ時間」 を最も大切にしています。

与えられた自由な時間と空間で、
目の前の小さなことから一つ一つ自分の感覚を素直に感じ取り、
その感覚に従って選び取っていく体験を積み重ねることはそのまま、

「責任を持って主体的に自分の人生を決めていく力」
になっていきます。

そこには、
邪魔をせず見守り
「やりたい」を形にするために背中を押してくれる、
あるいは憧れる遊びの達人として、
大人の存在も重要です。

中でも、
「大人は子どもの邪魔をしないこと」
これが一番大事です。
環境さえあれば、子どもは自ら育っていく力を持っています。

週末の日帰り〜キャンプ企画である「こどもサバイバル教室」で
毎回設定している「テーマ」のあるプログラムも、
子どもが自ら動き出すための「きっかけ作り」にすぎません。

全ては、
子どもたち自身が生まれつき備えている
その子らしいいのちを解き放つために・・・

私たちは全力でかまばの森の環境を整えています。


ブランコ作ろう!!試行錯誤する子どもたち〜こどもサバイバル教室にて〜

子どもの 「やりたい!」気持ちは鮮度が命。


子どもが「これやりたい!」と思ったら、すぐにチャレンジできる環境はとても大切です。好奇心は旬のものだからです。
環境を整えること、
やりたいの瞬間を逃さず、そっと見守り、
必要な時には背中を押すのが、大人の役目です。
そして、子どもが夢中で躍動しているその瞬間、
大人の仕事は決して「邪魔をしない」こと・・・

経験豊富なベテランスタッフから、子どもと目線が近い学生スタッフまで、様々な年齢や立場の大人たちがしっかりサポートします。


かまばの森には 子どもが「やりたい!」に挑戦し、のびのびと創造力を発揮できる環境 があります。

大自然の中で、 わが子の「生きる力」を育む時間 を、一緒に見守りませんか?

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