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コンフォートゾーンを超える、ということ

こんにちは。

自然と共に~自らの〈幸せに生きる力〉を育てよう

子どもたちと子育てをする人たちのための自然学校
信州自然体験・かまばの森で遊ぶ会 代表
玉田尚子です。

コンフォートゾーンを超える、ということについて、今日はお話したいと思います。

死ぬときに人生を振り返って感じる後悔は、
「やらなきゃよかった」という後悔よりも、「やっておけばよかった」という後悔・・・

そんな話を何度か耳にしました。

「やりたいことをやろう」・・・そう思うとき、

必ずと言っていいほど現れるのが、
「怖い」とか、「やっぱりやらなきゃ楽だったのに・・」という後悔のちらつき、そして「めんどくさい」っていう気持ち。

「やりたいことをやる」って、怠けることじゃなくて、
「勇気を出してチャレンジする行為」なんですよね。

そして、それを乗り越えた先には、必ず「やってよかった!」という充実感が待っている・・・

一昨日と昨日、二日続けてそれを改めて実感するできごとがありました。

目次

1.雨の中実施した、放課後ひろばで生まれたもの
2.直感的な「ピンときた」の直後に訪れる、「でも」「やっぱり」という思考の罠~
3.コンフォートゾーンを超える
4. かまばの森へ



1.雨の中実施した、放課後ひろばで生まれたもの

かまばの森では、毎週水曜日、放課後ひろばを開催しています。

【放課後ひろばとは・・・】
毎週放課後に習い事のように集まって、自然の中で専門スタッフの見守りの元、子どもたちが自由に遊びます。

ノコギリやナイフなどの刃物、焚き火の道具、お絵描きやクラフト材料、ロープなど秘密基地を作るのに便利な材料や道具などが常備されています。クラフトの材料の竹は、竹林に行って子どもたち自ら切り倒し、運んで使っています。焚き火を囲んで夕食まで食べていく子どもたちもたくさんいて、大人の皆さんにも楽しんでいただいています。

フィールドの「喜源治こども基地」は、広い空き地と裏山、畑があり、木登りや秘密基地づくりに欠かせない木もたくさんあります。季節に応じて野草や木の実、草の実などを収穫したりもします。
裏山の尾根を越えると小川があり、近隣には竹林やサワガニの住む水路などがある環境。

今週の放課後ひろばは、雨模様でした。

晴れとか、大雨予報とか、はっきりした予報だと、どちらに転んでもあきらめがつくんです。
この、降るんだか降らないんだか・・・どっち??っていうときがいちばん困ります。

こういうときには通常、
気温とか、風の強さとか、参加者の特徴とかを
総合的に判断して中止にすることもあります。


でも、今回は、天気予報とにらめっこして、
「やろう!」
って思い切って決めました。
雨でも来たい、と言ってくれた子どもたちがいたのも、大きな理由です。

実は、前々回は雨で中止にして、実際は晴れたのでした・・・
あの時にがっかりした子どもたちがいた・・・
「雨でも来たかった」
そう言ってくれた彼らを今度こそ楽しませたい、
という気持ちがありました。

もちろん、雨を理由にキャンセルの子どもたちもいて、
それはそれで大切な判断だと思います。


そしたら、しっかり雨だったんですよね(笑)

じゃあどうするか?

その日は雨を避けるために、大きめのブルーシートを張り、
その下で焚き火をしました。

これが、とても楽しかったんです。

雨の時は屋根が大事・・・シェルターは命の5要素のうち、空気の次に大切な物。
遊びながら、体感的に学びます。
ウインナーを焼くために、竹をナイフで削って、串を作る・・・形にも工夫がありますが、4枚のうち左下写真は、ある子が自ら思い付いたもの。友だちに教えてあげている姿がありました。
ひもでつるして焼く子も(笑)・・・
「ひもが燃えたら落ちないの??」なんて突っ込まれながら。
何事も「やってみてFeel!!!」
クサノオウの汁でお絵描き。きれいな黄色が出ます。

結果は、みんな笑顔。

黒曜石の矢じりを見つけるという、大発見!!!をした子もいました。

黒曜石の矢じり。
この辺り一帯は大きな縄文集落があったらしく、土器が山ほど出てきます。
土器探しは子どもたちの楽しみの一つ。
矢じりが見つかったのは2回目!超レアもの!!

雨で参加者が少なくなるのは嫌だなあ。ちょっとテンション下がるなあ。
でも、雨でも来たいと言ってくれる子どもたちがいたという事実。

思い切ってやってよかった。
来てくれてありがとう。
そんな気持ちになりました。


2.「直感」の直後に訪れる、「でも」「やっぱり」という思考の罠

日常生活を送っている中で、
直感的に「あ、なんか気になる!やってみたい!」ってピンときて、
でもその直後に「でも・・・」「やっぱり・・・」っていろんな思考が後から割り込んできて、
結果、足踏みしてしまう・・・

そういうことって、結構あると思います。

私は最近、
「その思考の罠にハマって、あとから後から後悔する」
という出来事が2回続けておきました。

「やってみたいかも・・・」って直感が語り掛けてきたのに、その直後に割り込んできた思考で、直感をスルーして、あとから後悔したのです。

その思考とは、

「いや、でもこれとこれを天秤にかけたら、余白ないじゃん?」
「現実的にムリじゃない??」
「実現するためにクリアする課題をいくつも考えるのがしんどい」

そんなごちゃごちゃ思考って瞬時に・・・・
ほんっとに瞬時に!割り込んでくるんですよね。

「あ、大事なチャンスを逃した・・・」
「やればよかった」

と後悔したのは、終わってからのこと。

逆に、振り返ってみると、
かまばの森を立ち上げた時とか、
新しい活動にチャレンジした時、
過去の人生においても、
たくさんの新しいことにチャレンジしてきたけれど、
「やった」ことで後悔したことって、あまり思いつきません。

だから、この邪魔な思考に捕らわれずに、
最初の直感をガチっとつかみ取る力の大切さ・・・
身にしみて感じています。


3.コンフォートゾーンを超える

私は今、「自分の世界を半歩広げてみる意識」を強く持つようにしています。
「コンフォート(快適)ゾーン」をほんのちょっと超えること。

日々暮らしていると、
特にだんだん歳を重ねていくと、
ついつい心地いい方、楽な方に流れていきがちです。

そこで、
その「コンフォート(快適)ゾーン」半歩くらい飛び越えてみるチャレンジをしています。
そう、雨の日の放課後ひろばに集まってくれた子どもたちのように。

昨日も実は、我が子たちを道連れにして、日帰りで東京に行っていました。

それは、所属しているオンラインサロン【ひかりのアトリエ】の仲間と
美術館鑑賞をして語り合うため。

美術館なんて、
アートなんて、
私と関係ない世界・・・

なんですけど、
最初の直感の「行きたい。気になる」っていう気持ちを
大切に拾って、思い切ってチケットを取りました。

私はひかりのアトリエを主催する清水美由紀さんが大好きなんです。
その在り方beを真似したい、そのために、彼女がいる環境にいて、
世界を広げよう、
そう決めた。そんな理由でオンラインサロンに入っています。

やっぱり、リアルで会う人、作品のエネルギーってすごい。
行ってよかったって心から思いました。
新しい気づきがたくさんありました。
(このことについてはまた別の記事で書こうと思います。)


やった後悔より、やらない後悔の方が、何倍も、もしかしたら何十倍も
大きいんじゃないだろうか。
そんな風に思います。

だって、やった後悔って、要するに「人生経験積んだ」ってことですもんね。

皆さんも、コンフォートゾーンを半歩超えるチャレンジ、してみませんか?

4.かまばの森へ

かまばの森でも、こんな話を語り合える仲間に出会えたらいいな、
焚き火を囲んで語り合ってみたいなって、最近思ってます。
そんな場づくりができたらなって、思案中です。


オーダーメイドでの体験ご依頼にも対応しています。お問合せお待ちしています。
(GWにも1件、ご依頼いただいています!!楽しみ。)

また、note.comの記事で、そしてかまばの森で、
お会いしましょうね!!

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