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2022年 かまばの森と歩いてきた道

年が明けてしまったけれど、1年の振り返りをアウトプットして、次のチャレンジに繋げる作業をしてみたい。

先に振り返った感想、まとめを述べる。
スケジュール帳を振り返ってみると、2022年は、小さなチャレンジをコツコツ積み重ねる1年だった。地道にコツコツやってきたつもりが、振り返ってみたら、1年前が別世界で驚いている。新しいチャレンジごとに、新しい出会いも数えきれないくらいあった。
なかなか濃厚な1年だった。
朝ランニングするのが趣味なんだけど、ランニングを終えた後の爽快感に似ている。

さて、月ごとの振り返りは以下の感じです。

1月 内面的には、「本心をありのままに見つめる」「不快な感情も見ていいんだ」ということを体で少しずつ覚え始めた時期だった。きっかけは、森で過ごす一人時間を作り始めたことと、あるオンラインサロンに入ってみたこと(今は退会。)
自分をどんなに責めていても、他人のせいにしていても、どんなダサい自分でも、森はただそのままに受け入れてくれた。長年頭でっかちで、すぐに結論が見えないと落ち着かない私だったけれど、どんな自分でいてもいいんだ、そんな感覚を体で覚え始めたのは、森の一人時間がきっかけだったと思う。
この感覚が、「ママのためのプチサバイバル教室」を始めてみたいと思った動機になった。

2月 醤油搾りの全体リーダーを務めた(1年交代)。仲間と一緒に何年も続けている醤油づくり。麹の仕込みは各自4日間かけて家でやるのだけど、搾りだけはみんなで一緒にやる。その搾り作業の準備や段取り、会計作業までを引き受けた。
改めてわかったのは、全体に気配りしたり、数字をきっちりしたりする実務は、苦手な分野だと改めて実感。がんばった。

3月 1週間のファスティングをした。たまにするけれど、やった後は体も心もとても気持ちがいい。またそろそろやろうかな。
1月からの引きこもりモードにいい加減飽きてきて、少しずつ次年度のスタートを意識して動き出した時期。
かまばの森のホームページやパンフレットを完成させたのもこの頃だったかな。

4月 こどもサバイバル教室を始動。昨年度までは末っ子もまだおんぶしていたり、我が子たちに手がかかるのもあり、親子向けの活動を主にしていた。4月30日が第一回で、野草がテーマだったが、抜けはないか?参加者、スタッフの人数は適正か?本当にドキドキしながら、準備を徹底的に頑張った。
イベントの最後、「すごく楽しかった」「また来たい」に全員が手を挙げてくれたのが本当にうれしかった。

5月 未就園児親子向け企画、「ちびっこ探検隊」も始まった。新しい層の人たちとの出会い。得意の違うミッチーとの共同作業も楽しかった。今年はもっと、それぞれの良さが引き出されながら、お互いに高めあいながら、それぞれ仕事として成り立っていくことをしていきたいな。

6月 淡々と、放課後ひろば、ちびっこ探検隊、こどもサバイバル教室。ひとつひとつクリアしていった。ままのてつなご信州の方から、オンライン講座の声もかかった。新しいチャレンジがまたここでも。
次男が学校で不安定で、何度も学校に通ったのもこの時期。子どもを通して自分と向き合う日々。

7月 子どものこと、友人のことなどで精神的に急なストレスがかかったせいか、難聴になった。
順調な外向きに対して、内面では嫉妬や不満、小さなしこりがあって気持ちはぐるぐるしていた。外向き順調、内面はぐるぐる・・・長年ずっと、そんなパターンだった私。今振り返ると、そろそろ限界ピークが近づいていたんだな。小田切あさぎさんの講座に思い切って飛び込んだのもこの時期。人生最大の自己投資だったと思う。

8月 夏休み。連日、海や近所の川。友だちも交えて、子どもたちとの時間をどっぷり楽しんだ。夏休みって大好き。
仕事では、ままのてつなご信州さん企画のオンライン講座を受け持ったり、ライフホップさんとのコラボで東京の親子向け旅行企画で、アウトドア体験を担当した。中山の子ども会さんなどに喜源治こども基地の体験をしていただいたり、外部とかまばの森とのつながりが広がった時期でもあった。

9月 中山公民館主催の、「中山体験フェスタ」。コロナの影響で、3年越し、ついに初開催。募集媒体がほんの少し違うだけで、来て下さる方の層が変わることがわかって驚いた。
息子のクラス担任の先生がかまばの森に来て、竹工作や竹筒ご飯の体験をされていった。そして、5年生のキャンプでその体験を実現。熱意溢れるすてきな先生。
私の誕生日も9月。スケジュール帳にはないけれど、とてもとても精神的に大きな出来事があった。外向き順調、内面ぐるぐる、のピークがはじけて、崩壊して、大切なもの・・・うん、大切な友人を失った。そして、これをきっかけに分厚い腐った皮が剥けてきた。とてもつらい出来事だったけれど、こうでもしなきゃ、自分の中の腐敗したしこりを直視できなかったんだ。なんどかこの頃のLINE、友人とやりとりした最後の記録を、見たくないという気持ちを振りはらい、重い腰をあげながら見返したけれど、厳しくて、愛にあふれていた。涙があふれたよ。いつかまた、対等の立場で、高めあう存在として、話がしたい。きっとできると思っている。そのために、私は自分の皮を一枚ずつ剥いて、軽やかに、開けた自分になっていくよ。

10月 シェアリングネイチャー協会の、リーダー養成講座を東京まで受けに行った。五感をフルに使って大自然とつながるための、ものすごく優れたツールだと知って驚いた。長年、単なるレクリエーションツールだと思って軽視していたけれど、誤解だった。思い込みで知ることをシャットアウトしていること、けっこうあるのかもしれないな。講師の先生がとにかくすてきで、出会えてよかった。
島立地区の森杜探検隊さんから委託を受けてイベントをしたのも10月だったな。
次男の学校の保護者仲間5軒とお泊り会企画をしていろんな夢を語り合った。
「ママのためのプチサバイバル教室」を、えいやっ!と思い切って2回実施した。思いがけず喜んでいただけて、深めて広げていけそうだ、と思った。

11月 次男の学校保護者の飲み会に参加した。自分らしく働いて稼いで世界を飛び回っているシングルマザーの方が、かっこいいと思った。私もこんな風に軽やかに自分をいかして生きたい。
市内の児童センターの職員研修に講師として呼んでいただいた。これも小さな新しいチャレンジのひとつ。児童センターとかまばの森とのやり取りを通じて、かまばの森で喜びを見つけてくれて、新しいつながりを作って下さって、すごくうれしかった。
オンラインの講座を複数受け始めて、何やら忙しい日々。

12月 日々のかまばの森、オンラインでの複数の学び、友人を失ったことを中心に自分との対話。いくつかの場所にかまばの森関係の書類を提出する必要があり作業した。組織としての外枠というか、責任ある対応を改めてきちんとしなければいけないなとの気づきも得た。

年末年始 ここ数年続いている、実家帰省での一族勢ぞろい。毎年同じ場所で同じメンバーで同じものを食べ、過ごす、ということを通じて気づいたのは、今の私、今まで背負っていた何かが、いつの間にかなくなってる。高揚感とか大きな衝撃というものじゃなく、淡々とした、穏やかな気持ち。深い感謝。そのままで私は愛されている、という安心感。初めて味わう、お正月の後味を、今味わっている。

次の投稿では、2023年の抱負を書いてみたいと思う。


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