義両親問題 ①
夫の親は 93歳と92歳
ここでは義父をチチ、義母をハハと表記します。
ハハは数年前から認知症が進み、現在は自分も家族もわからない状態で施設に居ます。体は元気ですが、足を骨折して以来車いす生活です。
チチはハハの施設の近くで一人暮らしです。体調に問題ないですが、足腰が弱く(でも杖をついて一人で歩けます)、歳も歳なので、物忘れは年相応にあります。
夫には姉がいて、チチとハハの所から車で30分の所に住んでいます。
嫁であり、他人である私から見た現状の問題点を挙げていきたいとおもいます。
まず何と言っても、子供たち(つまり夫と義姉)に、親が高齢であることの認識が薄いことです。
90歳を超えていることは分かっているのだろうけど、やはり「昔はしっかりしてた」面影がある、いや実際にちゃんとしているところを見てきたのだから、「まだ大丈夫」「まだできる」という意識が強いように思います。
一人で暮らしているチチに対して、
買い物は「時間がかかるけど」近所のスーパーに行けばいい、
食事は「お弁当宅配を使えば」3度の食事はいけるだろう、
掃除は「日常汚れないから」下手な掃除機かけ出大丈夫だろう、
洗濯は「洗濯機のボタンを押すだけ」だから大丈夫だろう、、、
しかし私から見たら、買い物と行っても、子供のおつかい程度+αくらいしかできなくなっているように見えるのです。これを買ってきてといえばそれをちゃんと買ってこれます。しかし、家で何が不足しているか、食品ならどの食材を栄養価や日持ちや在庫を管理して必要なものを必要なだけ買うというほどの技量はもうないように思います。
宅配食材も、チチ自身は「こんなもんおいしないけど、作る人いないからしゃーない」といっていますし、電子レンジも炊飯器ももう一人では操作できません。お湯は沸かせますが、火のかけっぱなしが心配です。
掃除も、掃除機は使えるので床にごみやほこりが落ちていることはないですが、掃除ってそれだけでしょうか。拭き掃除やトイレ掃除、庭や玄関まわりなど、「掃除機以外」の掃除っていろいろありますよね。
洗濯も もはや洗濯機のボタン操作があやふやだし、洗濯機が終わっていても干すのをわすれていたり・・・
(②に続く)