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20年プログラマーを育成するなか教育業界に対して思ったこと

今まで何千名とプログラミングを教える中で、教えてて良かったなと思う時を考えてみました。

受験で失敗して自信を無くした学生が「プログラミングスキル」を手に入れ、大人と対等に仕事でやりあって、言動に自信がみなぎっているシーンを何度も見てきました。

別にエンジニアになりたいわけじゃないという社会人の方も、
やっぱり、なにがしかの自信を取り戻しているようです。

プログラミングを学んでいれば、検索も上手になるし、ITツールも使いこなせるようになります。

世の中にはIT音痴が多いから、プログラミングではないところの仕事も舞い込んできます。そんな風に人に頼られるようになると、やっぱり自信に繋ります。

私は受講生の皆さんに、「Pythonを教えているわけじゃなく、プログラミングの効率学習のコツを教えているんだ」と伝えていますが、いま思えばプログラミング学習を通じて「自信の取り戻し方」をお伝えしているのかもしれません。

例えば、私がよく使うフレーズである「理解しなくて良い」。

今まで、「よく考え抜け」とか、「理解してるのか?」とか言われて、自己肯定感を下げられるような環境で生きてたわけです。
そんなのは「余計なお世話」な話です。たまたまそこだけ経験豊富な人がマウントとってくるだけの話で、経験値が一定数たまってきたら誰でもできること。理解も後からついてきます。

プログラミングなんて、200時間もあれば、ある程度できるようになります。ただ、やり方を知らないだけ。やり方が間違っていただけなんです。

やり方が間違っていたという「原因」を追求すればいいのに、
時間がないとか、プログラミング以外でやるべきことができたからと、
変な「理由」つまり「犯人探し」をするわけです。
そうすると、いつしか自信がなくなってしまう。
言い訳することに慣れると自信がなくなっちゃうんです。

だから、やり方を直して、楽しい方法で効率よくやってしまえば良い。
そうすれば「俺もやればできるんだ」という自信につながります。

ところがどっこい、巷のプログラミングスクールは、どうも自信を無くさせるようにカリキュラムが組まれています。
いや、世の中の教育機関のすべてが、そのようなノリで、学生も学習方法に勘違いをしています。

それが、私たちの創業のきっかけでもあります。

下記記事は、プログラミング学習における誤解や、エンジニアたちのプログラミングの楽しみ方など、ずっと業界内にいるからこそわかる視点で書かせていただきました。

■「プログラミング」で自信を取り戻す人と、さらに自信を無くす人との違いとは?

これを読んで、思い当たる節がある方は、ぜひご一緒にプログラミングを学びましょう。

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テックジム創業者:藤永端(みんなのグラさん)のIT業界裏話
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