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惚れました!ハチクマ

ふと色々な生き物を紹介するTV番組を観ていると、思いがけない出逢いがありました!

なんとも格好良く、謎めいていて、それから数日頭から離れなくなっています。

その名は「ハチクマ」

見出しの「ハチクマ(8つの熊)」ではございません!!

ハチクマとは、

(蜂熊、八角鷹、蜂角鷹、学名:Pernis ptilorhyncus)で

タカ科ハチクマ属の鳥です。

ハチクマ

ハチを主食にするのですが、ハチといってもミツバチではなく、

スズメバチ類やアシナガバチ類といった凶暴なハチの幼虫や蛹を獲物としているのです。

なぜ惹かれたのか?

それは、勇壮な空を舞う姿はもちろんですが、

スズメバチの必死の攻撃をものともせずに、ハチの巣を果敢にも攻撃し続けるハチクマの姿に惹かれました。

そしてある疑問が湧いてきました。

なぜスズメバチに攻撃されているのにハチクマは大丈夫なのだろう

おそらくその謎はわかっているのだろう、と思いました。

以下のサイトをみると

ここに興味深い情報をみつけました。

ハチの攻撃を受けてもハチクマは滅多に刺されることはないが、これは硬質の羽毛が全身に鱗のように厚く密生しており、毒針が貫通しないためと考えられている。また、ハチクマの攻撃を受けたハチはやがて反撃をしなくなることがあるが、詳しい理由は判明していない。ハチの攻撃性を奪うフェロモン、もしくは嫌がる臭いを身体から出しているという説や、数週間にわたって、時には複数羽で連携してしつこく巣に波状攻撃を仕掛けることで、ハチに巣の防衛を諦めさせ、放棄して別の場所に移るように仕向けさせているという説がある。

いかがですか?

この謎めいた生態。

ますます惹かれますよね。


ここでわかっている情報としては、ハチにやられない秘密は

1)硬質の羽毛

2)ハチの戦意を喪失させるフェロモン

3)ハチが嫌悪する臭い

4)波状攻撃

以上の4つが考えられているということです。

これらがあくまで「説」の域を脱していない

つまり未だ「明確ではない」という点が、ハチクマにますます惹かれる理由です。


上記のいずれか、あるいは複合的な、それとも上記以外の理由によって、ハチが攻めあぐねるのであれば、まずそれを明らかにする。

すると例えば

・硬質の羽毛を模した線維や材料

・フェロモンや臭いといった化学物質の合成

・波状攻撃を模したロボット

などを開発することによって、

ハチの攻撃を人為的に抑えることが可能かもしれません。

例えばスズメバチ被害で不幸にして命を落とすような事故を未然に防げるのではないか。

そのような理由から、

ハチクマ生態を研究することによってハチ被害抑止へと繋げられると思います。

おそらく既に研究が進んでいるか、あるいは実用化されているのかも知れませんが…。

ハチクマの存在を知ったばかりの私にとっては、まだまだ情報が不足しています。

逆にいえばまだ知ることが出来る(知りたい)情報に満ちています。

ですから

なんとも謎につつまれてワクワクしている今日この頃です。


あ、そうそう

ハチクマはウイスキーにもなっていることを知りました。

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おしまい!


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