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ちゃんどん騒動勃発!

「今夜はちゃんどんね」

「ん?」

…。

ちゃんどん?


チャンドン??


イ・チャンドン?


チャンドンゴン?


モエシャンドン?


脳内履歴を検索してもどうにも出てこないのです。


「うどんが届くから、ちゃんどんにする」

(ギクっ‼︎ それは食べ物なのか?)

思い切って訊いてみた。

すると、


「チャンポンみたいな麺がうどん」

「‼︎」

身体中から力が抜けた。

なんだ!?

そんな言葉があったのか…
さらりと家人が言葉として発するほど浸透している単語だったのか?

ならばなぜ私は今の今まで知らなかったのだ??

どこまで浸透しているのだろう?


ググってみた

世の中の全てがわかるわけではないし、ここに出て来る、来ない(ヒットする、しない)が必ずしもそのワードの浸透度合いを示すことにはならないかもしれない。


それでもなんらかの指標とはなるだろう。
世の中、実に便利になったものだ、と。

一人ぶつぶつ言いながら…。


検索すれども

正直、レシピは出てくれども、発祥は定かな情報が得られませんでした。

九州であることは濃厚ですが、北九州、筑後地方など福岡説が有力かと思えば、

長崎の2つの名物「チャンポン」と「五島うどん」を掛け合わせたもの。

というもっともらしい長崎説も登場して参りました。


食べてみた

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オリジナルやお店の味は全くわかりませんが、今回我が家で作られたものは、和風だしに僅かに中華風の味付けのスープに、これまでかとばかりの野菜と海老&豚肉が麺が見えないほどに乗ったうどんでした。

麺は、福岡のうどんのようにコシのない柔らかいものであり、個人的には全体的に大変美味しくいただきました。

野菜たっぷりタンメンのように、野菜を延々と食べても麺が出てこない、この満足感とややもすると罪悪感がマイナスの値になるのではないかというハッピーな感覚。

麺を啜りながら、海老や豚肉と野菜、そしてスープを併せて食べる。

トータル的に湧き上がってくる多幸感。


ちゃんどん騒動を終えて

自分自身の知らぬ間に広く認知されている事物の存在を知ると何故だか焦りすら感じますよね?

今回の『ちゃんどん騒動』は、我が家界隈で特異的に認知されていることと、レシピ界では一定の認知がなされているものの明確な情報が得られませんでした。

調査不足なのかもしれませんが、検索エンジンで明確な定義がヒットしないなら、様々な解釈をしてよいとの理解も出来ると思います。

というわけで、間違いなく私は「ちゃんどん」なるものを初めて食べたということになります。

そして大変満足いたしました。


おわりに

単純にチャンポンの麺をうどんに変える。

あるいは

御家庭のうどんに野菜炒めをドーン!

あんかけタイプもレシピではヒットしました。

スープもネットにアップされているレシピを幾つも見ましたが、アゴだしだったり、めんつゆだったり、中華スープやチャンポンスープと各種スープが入り乱れておりました。

なんだか、このちゃんどんの「ゆる〜い感じ」にさらに魅了されました。

みなさんなりの「ちゃんどん」を作ってみませんか?

野菜たっぷり入れて。


おしまい

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pirokichi
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