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【妖怪出現】ついに我が家に鬼太郎ブーム来たる!
妖怪ブームが冷めやらぬ我が家に真打が登場。
御存知、鬼太郎です。
「ゲゲゲの鬼太郎」はこれまでTVアニメとしては、第6期まで放送されています。
現代の鬼太郎
地上波で近頃まで放映されていた第6期は見逃しておりましたが、現在子供が夢中になって、第5期をAmazon Primeで観ています。
なんとオープニング曲が泉谷しげる、エンディング曲が長井秀和という組み合わせ。
子供時代、第3期を観ていたのでオープニング、エンディング共に吉幾三の歌に慣れ親しんでおりました。
ですので隔世の感に驚くも、2人とも知っている方々ではあるので、そこまで取り残された感は少ないです。
またAmazon Musicでは
第6期でオープニングやエンディングを歌っていた氷川きよしのヴァージョンを聴くことが出来ます。
氷川きよしの歌っていたエンディング曲「みえんけれども おるんだよ」では、
呼子、白うねり、袖引き小僧、目々連、たんころりん、大入道、あかなめ、八百八狸、五対面
と妖怪が数多く登場します。
子供と、これら妖怪を図鑑と照らし合わせて、愉しんでいます。
昔取った杵柄よろしく登場する妖怪の名前を子供と呼び合う。
海座頭が敵役として登場する回では、アニメ中で名前が紹介されることはないけれども、柄杓を持った数人の幽霊が登場すると、声を合わせて「舟幽霊だ」と画面に向かって指をさす。
興味あることは本当によく憶えているものですね。
でも今時の鬼太郎は、
妖怪ポストの登場回数が少なかったり(メールの時代ですものね)、
ねこ娘が今風のルックスだし、
目玉のおやじがアールグレイの紅茶風呂に入っていたり。
…と、第3期とは時代が変わったことを痛感します。
とはいえやはり、面白くて、懐かしくて、ついつい見入ってしまいますね。
良書は絶えない
我が家の最近仕入れた新たな妖怪本は「水木しげる鬼太郎大百科」です。
鬼太郎や目玉のおやじはもちろん、ねずみ男などのお馴染みのキャラクターについて詳しく説明されていたり、鬼太郎出生の謎など盛り沢山の内容なのです。
鬼太郎の左目だと思っている方へ、目玉のおやじは鬼太郎の目でありません。
このことについて、詳しくは本書に書かれています。
子供は夢中になって本書をみています。
そして実は私自身、本書の中身を観ておりますと、強いデジャヴな感覚を感じていたのですが、巻末の解説で全ての謎が判明しました。
なんと「水木しげる鬼太郎大百科」は「鬼太郎なんでも入門」という題名で1980年に刊行されていた本の復刻版だったのです。
子供の頃、「鬼太郎なんでも入門」を持ち歩き、繰り返し読んでいたことを懐かしく思い出しました。
そして妖怪のことを好きになり、沢山憶えました。
妖怪の効用
自分自身が子供の時は、今の我が子と同様、ただただ夢中になってみていただけでしたが、
いま思うと、妖怪を知ることは非常に良いことだと思うのです。
多少語弊もあるかもしれないのですが、妖怪は「一種の教養」になるのかもしれないとさえ思っています。
というのは、
(1) 子供に戒めなどのために妖怪の存在を知らせ、場合によっては恐怖を与え、結果的に危険回避につなげる効果
(2) 遠野などの河童のように、古来より伝承される民話や民俗学を知るきっかけになるかも
(3) 日本の神々や仏様などと繋がることから、日本の伝統や宗教観について知るきっかけになるかも
(4) 動物や物にも魂が宿るという考え方 (様々な物などは粗末にしたら妖怪になる) から生き物のいのちや物を大切にする心を学ぶ
などのメリットがあると思いますし、妖怪は世代によって流行廃りの影響も受けにくいです(なので子供時代の熱量を蘇らせて私も楽しむことが出来ている)。
一過性の流行のアニメをみせるよりも、妖怪について触れることは、人生を通じて考えても非常に有益であると思います(もちろん流行のアニメを非難しているわけでもないですし、無理矢理ではなく、子供自身が欲することが第1ではありますが)。
出没!目玉のおやじ
これ、洗面器にお湯が入れられ、その中に手桶が伏せてあります。
またスポンジをペタッと貼り付けて遊ぶオモチャの数字の0が、手桶底面に貼られています。
これが「我が家の目玉のおやじ」です。
よく考えたなぁと思います。
風呂に入っているとき、
この目玉のおやじへと「父さん、湯加減はどうですか?」と如雨露でお湯を足しながら話しかけるという、傍から観るとなんだかとてもシュールな感じですが、私と子供は楽しく遊んでおります。
さいごに
子供がまさか鬼太郎にハマるとは思っておりませんでした。
良いコンテンツは廃れること無く愛され続けるのですね。
いまは、なぜこどもは妖怪に惹かれるのか
について考えている最中です。
まとまったらまたアップします。
おしまい
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