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私の資料の作り方2022版2.0

以前、資料作成について記事を書きました。

今回はそれに続く現在版をお送りします。

近頃の日常

ここ最近進行中の仕事は、

【1】『研究費を得るための申請書を書く』
という作文。

【2】とある会のホームページの担当者を任されることになりリニューアルの検討。

【3】外勤として行なっている先の講義動画のリニューアル。

【4】勤務先の講義リニューアル検討。

【5】自らの研究の論文執筆

とざっと思いつく限りでこんな具合です。

これらの仕事を行うに当たって膨大な資料が必要となるのですが、徐々に行動変容している自らを振り返ってみると興味深いことに気づきました。

所有から共有へ

例えば申請書の執筆は、
必要なものとして、その研究分野の国内外の近況を知り、そしてそれを記す必要があります。

そのためにはネットの検索だけでなく、周辺情報を得るためにまずは職場附属の図書館に通います。

静謐な空間を求めても図書館は都合が良いです。

最新の知見は基本的には英文で書かれた原著論文に当たるのがセオリーですが、ある程度人口に膾炙した内容を知るには、和文書籍に記されているような共通認識がなされたレベルの情報は重宝します。

かつては専門書、一般書ともに手元に置いておこうと購入していましたが、必要箇所だけメモしたりスキャンする方法であれば図書館で閲覧および借りることで済むことを徐々に了解してきました。

常に頼もしい強い味方

私にとって革命的なツールはiPad miniです。
これは上述の記事でも紹介しました。

このiPad miniのなかに全ての情報を電子化して集約することにしました。

PDFファイルとして、iPad miniのフォルダ内にローカルとして置いていたり。

GoodNotesのなかに詰め込んだり。

職場と自宅のMacBookや iPadProからアクセス出来るDropboxで共有化したり。

私のiPad miniは  Wi-Fiモデルなので、電車内などオフラインの場で資料閲覧する際のためには、関連資料はDropboxファイルも、オフラインで使用可能にしております。

さらなる味方

住んでいる自治体の図書館で関連図書を借りてきます。

そしてこの自治体の図書館の電子図書館では、電子書籍が貸出・閲覧ができます。

iPad上で関連項目でサーチすると参考にしたい書籍がヒットすることがあります。
それらの書籍を読み、必要に応じて必要な箇所をiPadへメモしています。

さらにKindleでは、Amazonプライムで読むことが出来る書籍限定ですが、検索すると何かしら役立ちそうな書籍がヒットしてきます。

職場の図書館もぐるりと開架の書棚を眺めていると、一周回ると大概何かしらピンと来る書籍が見つかります。

この経験は書名をweb上で検索することでは出逢うことのない本に逢えることであったりするので、まだまだこれがリアル図書館やリアル書店の強みです。

どこにだってヒントはある

家族で週末になると訪れることが多くなったショッピングモール。

ほぼ全ての時間は子供中心なので、知的情報収集とは縁遠い気がしますが、さにあらず。

モールには必ず書店が併設されており、子供が寝ている間の静謐空間といった意味でも書店は都合が良く、そこでもリアル書店ならではの出逢いが生じます。

ここからがこれまでとは異なる点なのですが、ここですぐに見つけた書籍を買うのでなく、検索して、上述のアクセス出来る図書館や電子書籍に存在するか、あるいはAmazonやフリマアプリでより安価なものがないかを調べます。

メルカリも巨大図書館

こうやって考えると私にとってメルカリは図書館といえます。

必要な書籍は、かなり専門的なものでない限り、大体サイト上でヒットします。他のサービスで無料にて資料が手に入らない場合、メルカリ上で購入することもあります。

ただし所有するという感覚でなく、一時的に読むための貸出料金だと思って、必要がなくなれば再び出品することで、返却するように思えてきているので、もはや有料図書館といった位置付けです。

得られた情報は

そしてさまざまなサービスで得られた情報を編集します。

ここからは以前の記事と同様、GoodNotesを用いて、スクラップ帳として詰め込んだ情報を重要度に応じてカテゴライズして、脳内の理解を深めていきます。

おわりに

結局は電子化した情報を所有することになっているのですが、自身でコンテンツを作成するための資料を紙ベースで手元に置いておくステップを極力減らしている変化がめざましいことを実感しています。

全てのハブになっているiPad miniには感謝です。


おしまい

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pirokichi
最後までお読みいただきありがとうございます。 いただいたサポートは麦チョコ研究助成金として大切に使用させて戴きたいと思います。