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【日記】家で読書時間を設けようの会

通学中の電車内で本を読むようになってから、読書の習慣がついた。しかし、読書をするのは決まって外出している時。
何故かと言うと、家では読書が出来ないからだ。

自分は読書初心者なので、長時間本を読んで居られない。途中で休憩を挟みたくなってしまうのだ。そうして、ゲームを起動してしまった日にはもう読書に戻ることはない。
おかしいなぁ、読みたいと思って買った本のはずなのに…。ともかく、読書だけに集中するためにわざわざカフェに行くのが常だ。

とはいえ、本を読む度に数百円のコーヒーを頼むのもそれなりの出費になる。できれば、家で読書に集中できるようになりたい。

ってことで、「家で読書時間を設けようの会」を彼女を巻き込んで催すことにした。名前の通り、家の中で本を読む会である。こうやって銘打ってしまえば、なんだか本が読めそうな気がしたので。

ドリンクバーのような雰囲気を出すために飲み物も沢山用意した。(カフェのコーヒー代より高くついてる事には触れないでおく。)

色とりどり

実際、この会を催した事によって、理由は分からないがいつもよりも家読書に集中できた。おかげで、ずっと読みかけだった本も最後まで読み切ることができた。スッキリした気分の僕は、次の本に差し掛かる際に
「なんかオススメの本ある?」
と彼女に聞いた。

「これ。」と、渡された本は海堂尊さんの『ジェネラル・ルージュの凱旋』だった。医療モノかぁと1ページ目を開いた途端、情報量に圧倒され思わず本を閉じてしまった。

文庫本って文字の密度がエグい。急に目の前に巨大な山岳が現れて、「これを昇りなさい。」と言われている気分になる。
やはり僕はまだまだ読書初心者だ。

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