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部下の仕事にどこまで口や手を出すか問題
判断はその場でします
割と、情シスの仕事をしていると判断を迫られることがありますが、大きな判断では、あまり現場の判断は聞かないです。意見を聞くことはありますけどね。そこは、部下の方にもそう宣言しています。
ただそこで、前提として、判断ができるだけの知識や状況理解はもつようにしています。どちらかというと広く浅くをめざしている感じ。
指示待ち部下にはしたくない
しかし、あまり上司が頼りになりすぎると、部下が考えなくなるという問題があります。「言われたことしかやらない」「言われてないからやらない」みたいな人になっちゃう。
さらにこれが進展すると、自分の仕事であるにもかかわらず「あ、それ上司がやってるので自分はわかりません。上司に聞いて」とかなっちゃう。
イレギュラー対応が多い情シスでこんなぶら下がり仕事は困ります…!
判断したら説明する
必ずやるようにしているのはこれです。判断したら現場にきちんとボールを戻して「自分は手を出さないよ」ということを明確にします。
人によっては一言であってもちゃんとMeetして、本人の気にしているポイントはクリアにしてから戻す。
進捗定例で報告をさせる
プロジェクトが設計・製造といったフェーズに入ってくると、アウトソーシングしているのであまり積極的にやることがなくなってきます。それでもポチポチ確認や停滞が発生するので、状況を確認していくことは大事。これができない人、意外に多いんですよね。。。
そこで、進捗定例を使って「報告させる」ことで主体性を持たせるということをやっています。
自立できている部下の人にはほとんど口は出しません。必要なポイント、課題になっている箇所だけ口を出します。
ほとんど話さない人もいます。これは把握できていないか、都合が悪いことを黙っているかどちらかなので、こういうときは具体的に「これを確認するように」という指示を出して次回までの宿題にしています。
こういったことを繰り返していると、
・言われそうなことを最初から推測して書いてくる
・そこで気づいたことを相談してくる
・それに対してリーダーが何も言わなくても周囲から意見が出てくる
といったサイクルが生まれてきます。
このあたりは、少しずつ、少しずつ、変えていきたいなあと思っています。