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マネージャーにとって人の可能性は無限大という話

エンジニア35歳定年説って何だったんでしょうね

 今になってみるとすっかり古くなってしまった話のようにも思ったり。今は40代の熟練したエンジニアが厚遇されて転職してくるケースも見かけるようになりました。

 まあ確かにSEと言われる仕事は、過酷な労働環境で、学習を続けなければいけませんし、能力だけでは給料が上がりづらい仕事なんで状況はわかりますが、仕事って「人」の側面もたくさんあるので、年齢が上がったら上がったなりの仕事をしていくというのが大事なことなんだと思います。

指導に時間がかかる部下もいます

 なんというか、それなりの部下を見ていくと、いろいろなタイプがいると思いますね。

 こういったタイプは困ると思います。

・同じ問題を何度も引き起こす
・周辺部署からクレームが来る
・成長しない

 でもね。ゆっくりでも能動的に、がんばろうとする人なら、私は見捨てようとは思いません。

 逆に器用でも、自分の失敗の責任を認めないとか、そういった人は一定で成長限界が来るので、それなりにスキルがあったりしても、あまり問題がなさそうな仕事しか任せなかったりします。 

 あと、気を付けないといけないのは、部下のタイプを理解すること。
 タイプを知ってアプローチするとガラッと変わったりします。

いつのまにか自分にキャップをはめていませんか

 これは、私自身に言えることだと思っていて、私はもともと「マネージャーより現場仕事が向いてる」「不器用だから与えられた仕事を一生懸命やるしかない」って思っていました。

 ひたすら一生懸命やることが評価されることだと思い込んでいたわけですが、がむしゃらになっても意味がなくて、成長するほど「自分に投資する」という視点が必要になってくると思うのです。

 別に、下足番でもいいと思うのです。
 そこで「評価される」仕事に結びついていくのなら。
 それだけの努力をしていくという姿勢が大事なのだろうと思います。

 あとは、そのなかで、気づいたら自分の考えが変わっていって「マネージャー」というものに考えがシフトしていきました。

 というか、考えを整理したら行きついたというのが正しいです。

 あとは、年を経るほど自分の考えが硬直化していくので、意識してインプットして、自分の考えに空気を入れていくことが必要なんだと思います。

 私はこの「7つの習慣」で「人ってこういうものなんだ」ということや、新しいアプローチの仕方にずいぶんと気づかされました。

 そしてさらに、根底にあるのがアドラーですね。プロジェクトで悩んだ時、ずいぶんヒントをもらってきました。

 さらにこれ。もともと折れやすいタイプなので、どうすれば強くなれるのか、落ち込まないでいられるのかということを考え続けていた時期に出会ったわけですが、この中の「全員から支持されるリーダーはいない」とか「できない自分を許す」とか、そういった考え方にはずいぶん助けられたと思います。

 いよいよ師走の顔が少しずつ見えてきて、残った時期を考えるとドキドキしたり、落ち込んだりするわけですが、どうしても人間である以上限界ってありますからね。

 やれることを少しずつやっていきたいと思います。

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