情シスと法律について
意外に情シスと法務ってお付き合いあるんです。。。
ベンダーとの契約について
これ、頭の痛いやつですが、コーポレートSEの方、とくに管理職系の方は避けて通れないのではないですかね。
下記にも書きましたが、現場は契約と外れたことをしがちでもあるので、そこに気を付ける必要もあり。
システム開発を委託したときのソースコードは誰のもの?
これ、わりと大事な問題ですが、契約書にどう書いてあるか知ってますか?著作権を受注側が持ってないと、他に流用するときとか許可が必要になってしまったり、いろいろ問題の種になります。
一般的なのは、著作権を受注側が持つようにするか、「貸与」や「専有」するかといったところですかね。
瑕疵担保責任期間はいつまで?
長いお付き合いのベンダーさんでがっつり帯工数で契約していたりすると、ずっと直してくれたりすることもありますが、本来的にどこまで瑕疵担保責任になるかはしっかりおさえておかないと、ある日トラブルの種になったりします。
ちなみに今の民法だと「知った時から1年」というのが原則ですが、これもいろいろと条件があります。条文をしっかり読んで、ベンダーとの個別契約書の内容にも気を付ける必要があります。
おまけ:契約書のリーガルチェックの指摘について
契約って交渉ごとですからね。お互いの法務部門の指摘でガチのやり取りの応酬になることもあるってものです。
で、弊社法務の重鎮のおじいさまがまたですね。指摘の内容がたいへんにわかりづらくてですね。
「この表現はこうしたほうがよいのではないか?」
という指摘を長々とするのですが「自分の指摘は指摘であり、それが絶対ではない」みたいなことを延々と語られるもので、こっちはイライラしちゃう。MustなのかWantなのかどっちなんじゃい。
先日などは、ある語句について延々とやり取りした挙句、いらついたこっちが「絶対に直さないといけないものでなければこのままいく」と突っぱねたら「絶対というものはない」って、それ、早く言いなさいよ。。
どっと疲れるので、この人とのやり取りは週明けのフレッシュなときにおこなうのであります。。。
紛争ごとと言えば細川氏ですね。この本は辞書的においておくのによきです。ちょうど今Kindleだとキャンペーン中です。500円くらい安いっすよ。(2021年12月18日現在)
業務領域にあわせて好きなものを置いておくとよいと思います。
こちらも超超良書。同じく期間限定キャンペーン中です。こちらの方が一般ピープル向け。
こちらは何度か紹介してますね。ストーリー形式で一番読みやすい。
おしまい。