
我慢をやめて人に振り回されなくなったら人生が好転したという話
#我慢に代わる私の選択肢
の投稿柵です
「みけんにしわが寄っているよ」
20代~30代のときに言われ続けていたのがこれです。新規事業の立ち上げに関する仕事をしていたのですが、いつも、一人でみけんにしわを寄せて仕事をしていました。
毎日「あーつらいなー今日は何をしようかな」とか思いながら出勤していました。

理由はいくつかありますが、一番の問題は、すべてのことを一人で抱え込んでいたことです。仕事も人生も、全部一人で解決しないといけないと思っていました。
すべてを失って変わった思い
具体はここに書きましたが、新規事業開発に打ち込みすぎて、生活が乱れ、心身がおかしくなり、最終的にはトラブルに巻き込まれキャリアが途絶え、すべてを失うという憂き目に遭います。
人生面でもこのあたりがどん底。
そんなこんなでぼろぼろになり、異動することになったのですが、とある日、出張先でぽつんと人から離れたところで仕事をしていたら、たまたま同じ日に出張に来ていた人がぽつぽつとやってきました。
いろいろな人が、いろいろな言葉をくれたのですが、そのなかには、ずっと前に可愛がってくれた上司の方もいらっしゃいました。
「自分のどこに問題があったかわかってる?」
「強引すぎたことだと思います。」
「それも一つあるね。でも、周囲を巻き込めていればできたはずなんだ。自分だけで抱え込んでたの、わかってた?たとえば、なぜ、僕を頼らなかった。」
「いっぱいいっぱいで、あと、部署も違うし、迷惑をかけてはいけないと思って。。。」
「そこだよ。君の味方はたくさんいたんだ。でも、みんな手を出せなかった。助けてくれる人、甘えられる人にもっと言いなさい、甘えなさい。今回の教訓はそこだ。」
うちに帰ってから泣いた。めっちゃ泣いた。

自分で判断し、人を動かす働き方へ
その後もいろいろあったのですが、いくつかのステップを経てマインドチェンジ。具体は記事に書きました。
整理すると、こんな感じでしょうか。
・判断は人に頼らない。上司は、報告して合意が取れればよい。あと、決裁プロセスは上司と確認する。
・人の知識や技術には素直に頼る。それは、立場とは関係なく決める。
・変化には淡々とドライに反応する。感情的にならない
・一人の人の評価を受け止めすぎない。いろいろな人の話を聞く。
ちなみに、ずっと同じ会社で仕事をするのであれば「仲間を見つける」ってわりと大事だと思います。
ここにも書きましたが、上手にチームを組めるかが大事だと思う。そう、チームメンバーは選ぶのではなく、自分で選ぶのです。
そんなこんなやっていたらマネージャーになっていました。
ここから先は、自分なりの生き方を決めるきっかけになった本などを紹介していきます。
リーダーシップ開発や心理カウンセラー、コンサルティングをやっていらっしゃる小倉広さんの本(紙です)。
チームマネジメントに失敗してうつ病を患うというのは、あるあるですが、考え方のところが参考になります。
こちらも小倉さんの本。「リーダーの気持ちの持ちよう」がわかります。
こちらは佐々木常夫さんの本ですね。ビジネスマンの仕事力と人間力、家庭との向き合い方など、これも「心の持ちよう」として参考になります。
マネジメントをやるのなら一度は読んでおくべきカーネギー。人間関係の原則がまとめられています。
エッセンシャル版なので注意ですが、Kindleで読めるし、358円って安いよね?
「人を動かす」とセットで読んでおきたい本。心の持ちようや習慣づけなどを書いています。
おしまい。