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やっぱり人は思うようにはならないという話

言っていることとやっていることが違うじゃないですか!

 これ、古参メンバーの人に多いんですけど、言うこと聞かないんです。
 確認すると、だいたいこんな感じのパターンに分かれますね。

・こっちの方が効率的だ
・目的は合っているのだからいいじゃないか
・めんどくさい

 ちょっとふざけんなって感じもしますが、全員が意識高い系でもないわけですし、ぶっちゃけこんなもんだよね。

長くいるんだしこれくらいいいじゃないですか

 これ、大分前に言われたんですけどね。馴れ合い組織にありがちな話だなーと思っています。

 とくに情シスなんて、同じメンツで長くやっていたりしますからね。
 馴れ合いがち。

 先日実際に「これくらいいいじゃないですか」と言われましたが、
 いろいろよくないの。
 ここはばっさりやらないといけないなあと。

「指導」しないといけないシーンとかありますからね。
なれ合ってばかりもいられないのがマネージャーってヤツです

自分の思うマネージャー像とは?

 一時期マネジメントにずいぶん悩んでいましてですね。。。

 ぶっちゃけ、部下と友だち関係になっちゃうと、楽なんですよね。
 でも、そういった関係になると、
 毅然と指示を出すことができなくなっちゃうし、判断にゆがみが生じる。

 とはいえ、自分の意志だけあれこれ押し付けようとするのも「違う」と思うんですよね。。。

思うようにするのは難しいので、相談相手になってみた

 そこでたどりついたのはここです。

 ここにありますけれど、一定の関係性と距離を保つことで「相談相手」になれるといいのかなって。

 このあたりを意識することで、自分なりの部下との距離の取り方は見えてきた気がします。

「これ、どうしてなんだっけ?」

 私が部下と話すときに気を付けて話しているのは、このフレーズです。

「どうしてこういった形になったんだっけ?」
「どうすればいいんだっけ?」

とりあえず聞いてほしいとか、自分の言っていることを承認してほしいとか
わりと聞き出すだけで解決してしまったりする

 あとは、それでもやっぱり「わからないから聞いてんだよ!」(原文ママ)みたいになるケースもありますよね。。。

 でもさー、どこがわからないかは明確にしてほしいのよ。
 わかるところとわからないところがあるじゃんさー。
 本当に何もかもわからないなら、あなたに頼めなくなるからさー。

 それを「わからない」という言葉だけで上司に丸投げしてこようとする人とか、自分なりのやり方を絶対曲げないとか、まあいろいろあるんですが、運用保守ならまあそれなりにまわるんですけどね。

 プロジェクトを任せるのは、無理ですよねー。

 しかしまあ、本当、部下との向き合い方って難しいですよね。
 「自分の頭で考えてほしい」と「思うように動いてくれない」のバランスって本当に難しい。

 あとは、やっぱり新米のマネージャーさんと話していると、部下にあれこれ気を遣っちゃっているというか、嫌われるのが怖いんだろうなって。

 でも、他者から嫌われることをおそれていては前に進めませんからね。
 アドラーの本にはいつも教えをもらっていますが、嫌われる勇気が必要なんだと思う。

おしまい。


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