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仮装をした 10月20日

ハロウィンのイベントで、仮装をしてファッションショーをするというものがあり、子どもと一緒に出た。

思いついたのが、私の好きなキャラクターであるハローキティ。 

ハローキティは様々な衣装を着るが、一番象徴的なオーバーオールを選んだ。


仮装の準備 こだわりはリボン

服装は子どものオーバーオールを買い足したくらいで、私は手持ちでコーディネート。

一番こだわったのはキティの耳についているリボン。

ハローキティのリボン、あまり知られていないけれど実は左右非対称。

カチューシャを買って耳とリボンをつけようと思っていたら、ハロウィンの時期で仮装用に「猫耳カチューシャ」というものが売っていた。

そのカチューシャにフェルトで作ったリボンをボンドで固定。

ハローキティのリボンの形は、長年ファンである私としては一番こだわりたかったところである。

自分で型紙を作り、バランスを見ながらパーツを縫い合わせた。

リボンの形になったら、耳との角度を細かく調整し貼りつけた。

縫製はあまり綺麗な出来ではないけれど、リボンの形や角度はバッチリ。

どこからどう見てもキティの耳である。

子どもとお揃いで2つ作ったのだが…試しにつけてみると、重いのか感覚が不快なのか、つけた瞬間に外された。

何度トライしても5秒持たず、しまいにはギャン泣きされてしまい撃沈。

果たして、つけてくれるのだろうか…最悪私だけつけてショーに出よう。

本番 なんとかつけてくれたカチューシャ

迎えた本番。

2〜3人で特設ステージに上がり、事前に伝えてある一言(ファッションのポイントなど)を読んでもらい、短めのランウェイを歩く。

最後に、全員でダンスを踊って終了、という流れ。

一番懸念していたカチューシャは、子どもを刺激しないよう、そっと頭の後ろ側からつけるとあまり嫌がらないということを発見。

ずっとつけていると疲れてしまいそうなので、待機中は少しつける練習をしつつ、外す時間を長めに取った。

子どもと私の順番が来て、ステージへ。

本番中はなんとかカチューシャをつけていてくれた(退場直前に落ちるアクシデントはあったが)。

人見知りでたくさんの人がいる場所は苦手な子どもも、私が抱っこしていたからか、成長か、全く泣かずに堂々としていたので助かった。

親の気づかないうちに、子どもは成長しているものである。

キティの仮装は想像以上にウケが良くて「かわいい」と声をかけてくれる人が多くて嬉しかった。

子どもが生まれるまで仮装をしたことがなかった

ハロウィンのイベントにさほど興味を持ってこなかったため、仮装をしたことがなかった。

しかし、子どもと一緒に楽しい思い出を作りたい、家族に見てもらいたいという気持ちがあって、挑戦してみたのだ。

今回の仮装に限らず、子どもが生まれてから挑戦したことは多い。

離乳食のために、これまで使わなかった食材を買ってきたり、作ったことのない豆腐ハンバーグやおやきを作ってみたり。

子どものことで悩んだら、相談できそうな人に相談することもある。

夫と仲良くしているほうが、子どもも穏やかにいられると思い、夫婦円満でいる方法を聞いてみたこともある。

引っ込み思案で、人に質問をすることが苦手だった私にとっては、大きな成長。

誰かに悩みを打ち明けるのも、知らない人に話しかけるのも、人前に出るのも、恥ずかしいと思わなくなった。

少し図太くなったかもしれない(笑)。

子どもが生まれて間もなく1年。

この1年だけでも、この子が生まれていなければ経験できなかったことがたくさんあると感じる。

子育てをしながら、自分も成長させてもらっているのだ。

今までにない気づきや出会いを、ありがとう。

これからも、子どもと一緒に今まで見たことのない景色を見たいし、成長していきたい。

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