週刊金曜日に記事が載ります。
久しぶりに8日発売の週刊金曜日に記事が載ります。今回のICBM発射について、また5月に尹錫悦氏が大統領就任予定の韓国と北朝鮮の関係。トランプ大統領からバイデン大統領に代わって以来、遅々として進まぬ米朝関係。そして進展が期待できない日朝関係についての記事です。
今回は国際政治を専門とする朝鮮大学校の廉文成准教授にインタビューをしてきました。
週刊金曜日という媒体。朝鮮大学校というキーワードに、いわゆるネトウヨの人たちを刺激する要素がいっぱいあるのかも知れないなと感じているのですが、廉先生の視座は実に新鮮で、ウクライナ情勢も含めて、世界の見方がぐるりと変わるものでした。
書き手としては、自分の記事に100%の賛同は求めていないのです。こういう視座もあるよ。という投げかけに対して「なるほど」という頷きがあればもちろんうれしいのですが「敵はそう見ているのだな」という否定的な見方もまたありと思っています。
かつていわゆる極右と呼ばれる人たちの前で講演したことがあります。北朝鮮は面白いよ~。でも今、北朝鮮に行っているのはいわゆる左翼の人たちが多くて、現地で歯の浮くような話をしているよ~。
だからここは右翼の皆さん、右翼訪朝団を作りましょう。そして北朝鮮に乗り込んでガンガン議論しましょう。日本には自分たちのような集団がいるということを知らしめてやりましょう。ぼくが団長やりますと煽ったのですが、結局右翼訪朝団は実現しませんでした。
自分とは反対の立場にある存在について、耳をふさぎ目をつぶる傾向が強いと感じます。あるいは最初から蔑視し相手にしないか。北朝鮮という存在はまさにその象徴的な存在といえるでしょう。
だが北朝鮮にだって言い分はある。その言い分に耳を傾け、なるほどこういう論理で相手は動いているのだなということを分析する。敵を冷静に分析する視座を持つべきではないかと常々思ってはいるのですが。
そんなきっかけになる記事だと思います。担当編集者さんには今回もいっぱい怒られました。
記事、写真、年表も担当しています。ぜひご高覧ください。
■ 北のHow to その140
今回のロシアへの非難決議、35か国の棄権した国の多くがアフリカ諸国でした。いわゆる第三世界の国々と北朝鮮との関係は深いです。日本でも朝鮮総連本部の建国パーティに参加すると、多くの黒い肌の軍官や大使館員の方を目にします。
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