お米の種類と食べ方 続き

さて、白米と無洗米の話を記載した記事の続きとなります。

次は玄米の話をしたいと思います。

玄米は健康志向の人がよく食べているイメージがあるせいか、スーパーでは5kg、10kgで売っていることは少ないです。10kg以上のものが欲しい場合には通販というのが主流になります。
主に2kg以下という重さで売っています。

玄米は精米前のお米になります。東京ではあまり見かけませんが、コイン精米機で精米してから食べるか、そのまま食べる形になります。
ロウカット玄米、発芽玄米、玄米という主に3種類で売っていて、発芽玄米は栄養が豊富なようです。ロウカット玄米、発芽玄米は白米より少し高く、玄米は白米と同等か少し安い値段で売られています。

なんだそれなら、白米を食べるよ、玄米を食べることはなさそうだ、と思うかもしれませんが、利点が3つあります。

一つは腹持ちが良いということです。
白米に比べて消化に時間がかかるので、腹持ちがよく食べ過ぎることはあまりありません。白米より少し硬いため、よく噛んで食べることになるのでそういう面でも食べ過ぎになりにくいです。

二つ目は栄養価が高いということです。
精米される際に取り除かれるところにビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。ダイエットをするというお話になると白米をオートミールに変えられる人が多いですが、入手のしやすさや値段を考えると玄米がおすすめです。
オートミールも良いのですが、どうしても外国から持ってくるのが主流になるため、非常に高いものが売っていたり、生産のために使用している農薬が日本の基準と異なること、輸送のために使用している薬が本当に安全であるかなどに不安が残ります。入手が簡単で日本基準で作られている玄米がおすすめです。

三つ目は炊くときの面倒くささが白米に比べて若干楽というところになります。
玄米はとぐのではなく、拝み洗いになります。
たっぷりの水に入れたら、お米を両手に挟んで擦り合わせて洗います。2、3回やって、水を捨てます。これを2、3回繰り返し、ゴミが浮いてこないことを確認したらお釜の玄米のラインに合わせて水を入れて炊飯器の玄米モードで炊きます。
炊く前に、水に30分以上つけるようにと記載があるサイトもありますが、そんなにつけなくても食べられます。

ただ欠点もあって
白米に比べて炊くのに時間がかかること、また白米の方が一般的に美味しく感じます。
加えて消化の面で体質に合わないという方もいらっしゃいます。これはオートミールにも言えることなのですが、食物繊維が多いため胃腸の調子によっては合わない人も一定数います。私は玄米は大丈夫ですがオートミールを使用していたときは胃腸の調子があまり良くありませんでした。

私としては主食としても栄養が取れる玄米がおすすめです。

長くなりましたのでパックご飯については、また続きで。




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