【MHW:IB】軽弩ギャラリー⑮・工房武器編
今回は工房武器系のライトボウガンを2種紹介します。
※武器性能についての評価はありません
工房武器派生型
クロスボウガン→グレイトボウガン→ネオ・クロスボウガン
骨製ボウガンの源流だそうです。すごい。
「クロスボウ」と「ボウガン」は同じ意味の言葉なのですが、「ボウガン」というのは株式会社ボウガンという射撃用品会社の商標なんだそうです。だからこの武器は「ホッチキステープラー」みたいなことを言っているわけですね。
説明の通り、確かに基本型ライトボウガンに似通ったデザインです。
ただ、こちらは木材を多く使っているのでより現実の銃に近いイメージですね。
銃口部分の穴が空いている部分は「フラッシュサプレッサー」というそうです。銃というのは発砲時、銃口から噴き出たガスが燃焼して「マズルフラッシュ」という発光が起こるのですが、この装置をつけることでガスを冷却し、光を消すそうです。
ロングバレルを着けると銃身が伸びます。猟銃みたいですね。
おまけに、アイアンサイトもつきます。照準器の一種で、根元付近にある凹型の「リアサイト」と銃口付近にある凸型の「フロントサイト」を合わせて狙いを定めるわけです。
……でも、もともとスコープがついているのでいらないような気もします。何かで使い分けたりするんでしょうか。
サイレンサーは金属製です。ガッチリしたイメージですね。
クラシカル?な感じのライトボウガンでした。
工房武器派生型【鬼ヶ島】
鬼ヶ島→大鬼ヶ島→神ヶ島
ギルド製のボウガンとは設計思想が異なる、正体不明の品だそうです。こわい。
「鬼ヶ島」は童話『桃太郎』に出てくる島で……って、別に説明いらないですよね。
見た目から察するに、これはむしろ「種子島(たねがしま)」が元になっていますね。
種子島は鹿児島県の南にある島で、室町時代の後期にポルトガルから鉄砲が伝来したことで有名です。
いわゆる火縄銃ですね。横文字で言えば「マッチロック式」です。
その名の通り火のついた縄、火縄を点火口である火門に押し付けることで火薬に点火する方式です。火縄は「火ばさみ」で固定され、引き金を引くことでバネの力によって火門に降りる仕組みになっています。
引き金を引くタイプの銃ではかなり原始的な構造で、八社までにタイムラグがある、雨などで湿気ると使えない、火縄が隣の人の銃に引火することがあるので密集して使えない……など、多くの課題がありました。
……まあこれはすぐに弾が出るし、雨でも使えるし、装填もすぐなので全く問題ありません。
オプションパーツはかなりシンプルというか、オーソドックスな感じです。
これはこれで安心感がありますね。
まさに銃!という感じのライトボウガンでした。
以上、工房武器派生型(鬼ヶ島)のライトボウガンを紹介しました。時代を感じる二本でしたね。
次回はギルドパレス系のライトボウガンと、ゲーム「ホライゾン ゼロ ドーン」とのコラボ武器を紹介します。
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