【MHW:IB】狩猟笛ギャラリー②・鉄編
今回は最も基本的な鉄製の狩猟笛を3種、紹介します。
※武器性能についての評価はありません
パイプ型【鉄】
メタルバグパイプ→グレートバグパイプ→フォルティッシモ→スフォルツァンド
スコットランドの民族楽器「バグパイプ」を模した狩猟笛です。
ご覧のように、中心の革袋とそこから分岐した複数の管がバグパイプの特徴です。
この管に空気が通ることによって音が出るわけですが、細かいメロディを奏でることができるのはたった一本、「チャンター・パイプ」と呼ばれる主管のみです。他の管は「ドローン」と言って、単一の音しか出せないそうです。
この武器でいうとチャンター・パイプは……おや、見当たりませんね。音程を操作するための穴がある管なんですが……。
バグパイプのもう一つの特徴は、途切れない旋律です。
ふつうの管楽器は息継ぎのためにどこかで音が途切れてしまいますが、バグパイプは袋のおかげでそれがありません。
管に息を吹き込んだ後、空気は一度袋に溜められてから各管に行き渡ります。この間も袋には空気が溜まっているので、息継ぎの時に袋を押さえて溜まった空気を送ってやれば途切れることなく演奏ができるんですね。よく考えられてますね〜。
……でも、この武器だと袋を押さえられないような……。
色々と構造に疑問が残る武器でした。もしかしたら、現実のバグパイプとは根本的に仕組みが違う楽器なのかもしれません。
音色はそのまま、バグパイプの音です。力強くも親しみやすい音は他に無い独特な響きですね。
それでは、他2種もまとめてどうぞ。
太鼓型【鉄】
一部パーツ強化武器のベースデザイン
ライトニングドラム、ウォータータムタムなど
太鼓を模した形の狩猟笛です。
絶対に笛以外のものですね。狩猟笛って意外とこういうのが多いんですよね。
膜には三角模様が描かれていて、ちょっとしたオシャレを感じます。
演奏中は太鼓の膜が振動するんですが、どうやって叩いているんでしょう。
おそらく内側に息を吹き込める構造になっているので、めちゃくちゃ勢いよく吹いて空気の塊をぶつけているんでしょうか。そんな馬鹿な。
音色は「ドン、ドドン」という大きな太鼓の音です。おなかに響くような重低音が魅力ですね。
銅鑼型【鉄】
一部パーツ強化武器のベースデザイン
銅鑼を模した狩猟笛です。
後から見た感じは太鼓型とほとんど同じですね。
表面はこんな感じ。じつはこのデザイン、通常の武器強化ではクルルヤック素材の「ネスルジェレサ」にしか使われていません。かっこいいのに勿体ないですね。
銅鑼は金属製の円盤を枠に吊るして使いますが、この武器は八方に紐を張ることで空中に固定しています。ガッチリと固定しないことで音が大きく響くんですね。
フチには叩くためのバチがついています。先端が柔らかくなっているのが特徴的ですね。
演奏中はこのバチが動きます。それ笛である意味あるんでしょうか。
音色はチャイムのような金属質の音です。銅鑼のような「ドジャ~ン」という轟音でなくて少し安心。
以上、基本的な鉄製の狩猟笛を3種紹介しました。3分の2笛じゃなかったような……。
次回は爛輝龍マム・タロトの調査で入手できる狩猟笛を紹介します。