【MHW:IB】操虫棍ギャラリー⑬・ドス古龍編
今回は幻獣キリンと、鋼龍クシャルダオラの素材から生産できる操虫棍を紹介します。
※武器性能についての評価はありません
幻獣派生型
藍の稲光→蒼の稲魂→碧の神鳴→天の幻雷
幻獣キリンの雷属性を持った操虫棍です。
武器名はすべて雷に関係する言葉ですが、「稲」という文字がよく使われるのはなぜでしょうか。
これは稲、つまりお米が実る夏から初秋にかけて雷が多くみられることから、雷によってお米が実ると信じられてきたためだそうです。実際、雷のエネルギーによって空気中の窒素が栄養分に変化するそうで、これを窒素固定と呼びます。
キリンの角を使った操虫棍です。角の青色と皮の白色のコントラストが涼しげです。
刃は角をそのまま使っているわけではなく、数本を接いだものになっています。いつも思うんですがすごい技術ですよね。
他の部分はキリンの皮で覆われています。皮は絶縁体なんでしょうか。虫笛部分まで覆われているので結晶が見えませんね。
資料集を見たところ、虫笛近くに給気口があるようです。小さく膨らんだ部分の近くですね。印弾の発射時にそこが膨らむ……はずなのですが、今作ではギミックが省略されているようです。残念。
刃の部分を別アングルで見るとこんな感じ。印弾の射出口から二つに分岐したような構造をとっています。
キリンは一角獣ですが、これだと二角になりますね。ユニコーンと対極をなす二角獣を「バイコーン」といって、ユニコーンが純潔をつかさどるのに対しこちらは不純をつかさどるそうです。まさか……。
でもこのカラーリングは完全に純潔って感じですね。ちょっと邪推しすぎました。
神聖な色合いの操虫棍でした。
鋼龍派生型
ウルス=ダオラ→クイド=ダオラ→サムドラ=ダオラ
鋼龍クシャルダオラの氷属性を持った操虫棍です。
「ウルス」はディズニー映画『リトル・マーメイド』に登場する海の魔女「ウルスラ(アースラ)」からとったのでしょうか。もしかしたら別に由来があるかもしれません。よくわかりません。
「クイド」は「スクイッド」、イカをもじったものでしょうね。これは一目瞭然です。
「サムドラ」はインドやインドネシアなどの言葉で「海」を表すそうです。
クシャルダオラ武器は何らかの動物を模した形をとる特徴があるのですが、操虫棍はなんとイカです。かなりのインパクトですね。
ちょうど頭のヒレ、エンペラと呼ばれる部分が刃になっています。
いま頭と言いましたが、私たちが頭だと思っている目の上の膨らんだ部分、あれは胴体なんだそうです。不思議ですね。
虫笛は触手全体でできています。内側が結晶になっているんですね。イカの足は10本あるといいますが、数えるとちゃんと10本あります。
ちなみに、足の中で2本だけ長いものがあります。これは「触腕(しょくわん)」といって、獲物を捕らえるために使うそうです。
……なんだかイカの話ばかりしてしまいました。好きなんですよね、イカ。
無機質なのか生々しいのかよくわからない不思議な操虫棍でした。
以上、幻獣、鋼龍派生型の操虫棍を紹介しました。ちょっと鋼龍のインパクトがデカかったですね。
次回は冰龍イヴェルカーナと、地啼龍アン・イシュワルダの素材から生産できる操虫棍を紹介します。