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【MHW:IB】狩猟笛ギャラリー⑬・黒狼鳥・砕竜編

今回は黒狼鳥イャンガルルガと、砕竜ブラキディオス特殊個体の素材から生産できる狩猟笛を紹介します。
ブラキディオス通常個体の狩猟笛は汎用デザインのため割愛します。

※武器性能についての評価はありません

黒狼鳥派生型

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シャミセン【烏】→シャミセン【狼】

黒狼鳥イャンガルルガの毒属性を持った狩猟笛です。
三味線しゃみせん」は戦国時代の頃に沖縄から日本に伝わった弦楽器です。
イャンガルルガ武器といえば中国の武器をモチーフにしたデザインですが、中国にも「三弦サンシエン」という同じような楽器があるそうです。
三弦は13〜14世紀の中国で登場した、三味線のルーツともいうべき楽器です。三味線は胴体に猫の皮を張りますが、三弦は蛇の皮を張ったということで、この武器も素材的には三弦に近いのかもしれません。

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その名の通り、三味線、三弦を模した狩猟笛です。あらあら、そんな乱暴に背負っちゃいけませんよ。
メインの素材は尻尾でしょうか。先端付近の膨らみや三叉に分かれた毒のトゲをうまく活かして、ほとんどそのまま加工されていますね。
胴体部分には翼膜が張られているようです。イャンガルルガというと黒っぽい紫のイメージですが、こんな色の素材もあるんですね。

三味線はイチョウの葉っぱのような形のバチを使って弾くのが普通ですが、ハンターさんは素手で豪快にかき鳴らすようです。そういう意味ではギターにも近い武器なのかもしれませんね。

音色はもちろん三味線の音……に加えて尺八の音も聞こえてきます。
一体どういう仕組み!?……と思ったんですが、いろんな音が一本の狩猟笛から聞こえてくるのはいつものことでした。

どこか気品あるデザインの狩猟笛でした。

砕竜派生型改

063901 砕竜改

砕光の陽鈴

猛り爆ぜるブラキディオスの爆破属性を持った狩猟笛です。

063902 砕竜改

かなりゴツゴツした見た目ですね。六角形のフォルムを見るに、尻尾を加工したものでしょうか。
「鈴」と名前についているのでおそらくベル、ハンドベルの一種なんでしょうが、かなり大型ですね。全然ハンドサイズじゃありません。
そのまま殴るだけで普通に強そうです。活性化した粘菌もベッタリですし。

063903 砕竜改

内側はこんな感じ。舌にも粘菌が付いていますね。
一応、演奏時にぶつかる部分には粘菌が無いので鐘の音と共に爆発音が……ということにはならなそうですが、結構綱渡りな気がします。
奏者は体が吹っ飛ぶ覚悟で演奏しましょう。

音色は荘厳な鐘の音です。
奏でられる旋律は、なぜか角型【骨】のものと同じです。モンハン世界ではけっこうポピュラーなんでしょうか。

色鮮やかな狩猟笛でした。


以上、黒狼鳥派生型、砕竜派生型改の狩猟笛を紹介しました。けっこう雰囲気の違う二振りでしたね。
次回は雷狼竜ジンオウガとその亜種の素材から生産できる狩猟笛を紹介します。

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