【MHW:IB】大剣ギャラリー⑪・幻獣・鋼龍編
今回は幻獣キリン、鋼龍クシャルダオラの素材から生産できる大剣を紹介します。
※武器性能についての評価はありません
幻獣派生型
召雷剣→召雷剣【麒麟】→召雷剣【麒麟王】→召雷剣【麒麟帝】
幻獣キリンの雷属性を持った大剣です。
キリンの角を使った大剣です。持ち手はハンターが感電しないように白い毛皮が巻かれています。
枝分かれした独特の形状は、「七支刀」がモチーフですね。
七支刀は奈良県の石上神宮に伝わる古い鉄剣で、百済(今の朝鮮半島)から贈られたとも、晋(今の中国)から贈られたとも言われています。古すぎて由来がはっきりしていないみたいです。
ちなみに、実際の七支刀は左右3対、計6本の枝がついています。おそらく、幹の1本を合わせて「七支」ということなんだと思います。
この武器は枝が7つあるので、「八」支刀ですね。
……にしても、どうやってこの刀身をつくったんでしょうか。
キリンの角1本だけで作れる大きさや形ではないですし、かといってつなぎ合わせた跡も見えません。
特殊な薬液か何かで一回溶かしたりしたんでしょうか。そんなことして大丈夫なのかちょっとわかりませんけど……。
神秘的な形状の大剣でした。
鋼龍派生型
鋼氷大剣→ダオラ=デグニダル→ダオラ=ディグリベグ
鋼龍クシャルダオラの氷属性を持った大剣です。
「デグニダル」は「ディグニタリー」が元でしょうか。英語で「高位の人」という意味だそうです。
確かにそこはかとなく威厳を感じるデザインかも?
「ディグリベグ」は「トゥグリル・ベグ」が変形した形だと思います。
トゥグリル・ベグはセルジューク朝(今のイラン、イラク、トルクメニスタンあたり)の初代国王です。その名前は「鷹の王」を意味するそうです。かっこいい!
大型の鳥を模した大剣です。武器名からすると、鷹でしょうか。
掲げた片翼が丸みを帯びた刀身になっているんですね。クシャルダオラ独特の鈍く光る金属の質感がかっこいいです。
対して、持ち手部分には金属光沢が見られません。白っぽい色合いからして、古龍骨を使っているんでしょうか。鳥モチーフだからかもしれませんけど、どことなく骨つきチキンに見えてきました。
柄頭は鳥の足の形になっています。どうやら片足だけのようですね。フラミンゴさんかな?
よく見ると、爪は内側に向かって反っています。つまりこの鳥は足の裏を上に向けて片足立ちしていることになりますね。どういう体勢なんだ。
裏から見ると、左翼もちゃんと作られているのがわかります。
ちっちゃくてかわいいですね~。
美しい彫刻のような大剣でした。
以上、幻獣、鋼龍派生型の大剣を紹介しました。クシャルダオラの方がかわいくて好きかもしれません。
次回は屍套龍ヴァルハザクとその特殊個体の素材から生産できる大剣を紹介します。
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