【MHW:IB】槌ギャラリー⑲・工房武器編
今回は工房武器系のハンマーを2種、紹介します。
※武器性能についての評価はありません
工房武器派生型
ジェイルハンマー→バインドキューブ→バインドコフィン
雷光虫のエネルギーを利用したハンマーです。
「ジェイル」は「拘置所、刑務所」という意味。おそらく「牢屋」という意味合いで使っているんだと思います。
「コフィン」は「棺」という意味です。
虫かご状のヘッドが特徴的ですね。
中には緑色に光る何かが入っていますが、これは雷光虫という昆虫です。衝撃を与えると放電する習性があり、雷狼竜ジンオウガはこの虫と共生関係にあることで有名です。
このハンマーは打撃による衝撃で雷光虫を放電させ、そのショックで敵を麻痺させるという仕組みの武器です。
改めて文字に起こすとかなりヒドイことしてるような……。雷光虫愛護団体とかが黙ってないんじゃないでしょうか。有るかどうかわからないですけど。
持ち手の部分は紺色の皮が巻かれています。これは新大陸には存在しないモンスター、毒怪鳥ゲリョスのものですね。
ゲリョスの皮はゴムに似た性質を持っていて、絶縁体として良く使われています。この皮を巻くことでハンターが感電しないようにしているんですね。
かなり衝撃的な仕組みのハンマーでした。
工房武器派生型【氷】
フローズンコア→コキュートス→氷鉄ハバク
極寒の冷気を核に封じ込めた大鎚です。
「コキュートス」はギリシャ神話の地獄において、その最下層に流れている川です。その名前は「悲嘆」を意味しており、ダンテの『新曲』では最も重い「裏切り」の罪を犯した者が永遠に氷漬けになっているんだとか。こわい。
「ハバク」は第二次世界大戦中にイギリスで考案されていた氷山空母「ハバクック」が元でしょうか。手ごろな大きさの氷山をそのまま空母に作り替えて運用するという大胆な計画でしたが、残念ながらコスト面などの問題で中止になってしまいました。残念。
打撃部が巨大な氷塊になっています。龍結晶の地でも溶けない不思議な氷です。
素材には氷属性のモンスター素材とノヴァクリスタル、グラシスメタルを使っているようです。
となると、金属部分は氷属性と相性の良いグラシスメタルが使われていそうですね。中にモンスター素材からできた冷気のもとを入れていたりするのかもしれません。
ノヴァクリスタルは透明性の高い鉱石なので、氷塊の核になっていたりするのかも。
正面から見るとこんな感じ。
六角形になっているんですね。対角線上に盛り上がって、雪の結晶のような形を作っています。
ちなみに、雪の結晶が六角形になるのは、水分子が凍った時の結晶の形が「六方晶」、六角柱形になるからなんだそうです。氷って言うとなんとなくキューブのイメージでしたけど、違うんですね。
涼しげな見た目のハンマーでした。
以上、工房武器派生型(氷含む)のハンマーを紹介しました。昔からあるので、複雑すぎない良いデザインでしたね。
次回は個性豊かなハンマーを3種、紹介します。
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