【MHW:IB】操虫棍ギャラリー⑦・火竜編
今回は火竜リオレウスとその亜種、希少種の素材から生産できる操虫棍を紹介します。
※武器性能についての評価はありません
火竜派生型
火竜棍→火竜棍【炎舞】
火竜リオレウスの火属性を持った操虫棍です。
「炎舞」という言葉について調べてみたところ、大正の画家、「速水御舟(はやみぎょしゅう)」という方の作品がヒットしました。闇の中で燃え上がる炎、それに引き寄せられ飛翔する蛾たちを描いたもので、その精緻さと迫力、色使いから国の重要文化財に指定されています。この武器はそんな絵画にあやかって名づけられたのでしょうか。
あるいは、サモア島の踊りから派生した「ファイヤーナイフダンス」からとったものかもしれません。火のついたナイフを自在に回すパフォーマンスは、操虫棍のモーションそっくりです。
薙刀型の操虫棍です。リオレウス武器おなじみの赤熱した刃がかっこいいですね。ちなみに新大陸では貴重な中折れ式です。
刃を抱えるようにした飛竜の意匠が目を引きます。まさにドラゴンウェポンって感じですね。
虫笛を見ると、こちらは尻尾を模していることがわかります。全体を通してリオレウスの全身になっているんですね。
ただ、そうしてみると少し奇妙な点があります。刃の方から見ると尻尾が180度捻れているんです。
操虫棍のシルエットを点対称に近づけるためにこうしたのかもしれません。素材になったリオレウスがちょっとかわいそうな気もしますが、確かにこっちの方が見栄え良さそうです。
炎のように力強く華麗な操虫棍でした。
蒼火竜派生型
蒼炎棍【飛翔】
火竜棍【炎舞】改を蒼火竜リオレウス亜種の素材で強化するとこの色合いになります。
全体の色合いが興奮色から鎮静色の青になって、落ち着いたイメージになりました。
刀身は変わらず赤熱しています。亜種の武器は赤熱の色合いが少しピンクがかったような色になることが多く、このパターンは珍しいですね。なにか理由があるんでしょうか。
静かな情熱を秘めた操虫棍でした。
銀火竜派生型
繚乱の輝竜戟
蒼炎棍【飛翔】を銀火竜リオレウス希少種の素材で強化するとこの姿になります。
「繚乱」とは入り乱れた様子を表す言葉。リオレウス希少種だけでなくリオレイア希少種の素材も混ざって使われていることがわかります。
名前に「戟(げき)」とありますが、クチバシ状の刃をそなえた槍のような武器のことです。見たところそんな形ではなさそうですが……。
実は過去作ではこの武器の刀身が少し変わっていて、戟……というかハルバードのような形をしていました。名前はその名残なんだと思います。
さて、虫笛部分はリオレイア希少種の金色の甲殻で彩られています。よく見ると結晶が今までと違って細かく枝分かれしているのがわかります。ちゃんとリオレイアの尻尾になっているんですね。美は細部に宿る、といったところでしょうか。
煌びやかな色と造形の操虫棍でした。
以上、火竜、蒼火竜、銀火竜派生型の操虫棍を紹介しました。さすがリオレウス、王道でかっこいい武器でしたね。
次回は惨爪竜オドガロンとその亜種の素材から生産できる操虫棍を紹介します。