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【MHW:IB】操虫棍ギャラリーおまけ・猟虫編その7

今回は猟虫編最終回、特殊な猟虫を紹介します。
猟虫の見た目が苦手な方はご注意ください。

※猟虫性能についての評価はありません

!!!猟虫画像注意!!!

クルドローン

a0102 クルドローン

a0103 クルドローン

a0104 クルドローン

まずはクルドローンちゃん、最後の登場です。今までおつかれさま!

エルドラーン

a1402 エルドラーン

クルドローンちゃんに金火竜の素材を食べさせると急にこの姿になります。
マッ金金ですね。姿はそのままに、体組織が黄金に置き換わっちゃったんでしょうか。

モチーフはおそらく「フンコロガシ」ですね。
動物のフンを転がして歩くことで有名な虫ですが、古代エジプトでは転がしたフンを太陽に見立てて、神性なものとして扱っていたそうです。
「え~でもウンチ運んでるだけでしょ? そんなすごいもんなの?」
いえいえ、彼らはただ転がしているわけではないんです。
なんと彼らは太陽の位置を見ながら方角を決めて転がしているそうなんです。さすが太陽神。
じゃあ夜はどうするんでしょうか。
なんと、天の川の模様を見て方角を見ているそうです。太陽神すごい!

a1403 エルドラーン

前から見ても金ピカです。
名前も黄金郷「エル・ドラド」が元でしょうね。ちなみにスペイン語で「黄金の人」を表すそうです。この子は人じゃなくて虫ですけどね。

変わったのは、前脚の形です。ブレードのような部位ができていますね。
胸角の刃だけでなく、前脚でも攻撃できるようになったということでしょうか。
色が変わっただけと思ったら、ちゃんと進化していたんですね~。

a1404 エルドラーン

飛行中はこんな感じ。
なんと、開眼しました。いわゆる「ホルスの目」というやつですね。古代エジプトにおいて太陽と月は天空の神ホルスの目に例えられたそうです。
でもなんか、鞘翅の模様と合わせると普通に顔に見えますね。見られているみたいでちょっと怖い……。

後翅の形は豊穣の女神イシスの翼でしょうか。トンビの翼らしいです。水色でかっこいいですね~。

そういえば、クルドローンもエルドラーンも鞘翅を閉じたまま飛んでいますよね。
これ、じつはカナブン特有の飛び方なんだそうです。こんな細かいところまで再現するとは、カプコンさんも芸が細かいですね~。

マルドローン

a1502 マルドローン

a1503 マルドローン

a1504 マルドローン

お次は打撃型。
マルドローンくんも最後の登場です。おつかれさま!

アルジャーロン

a2802 アルジャーロン

マルドローンくんに銀火竜の素材を食べさせたところ、こんなことになりました。ギンギラギンですね。

腹部には謎の模様が浮かんでいます。なんかドクロみたいで怖いですね……。デスメタルってこと?

それにしても背中に顔の模様をつけるなんて大胆なことしますよね。こんなの絶対現実にいるわけ……
え?いるの?背中に顔のある虫が?

……えー、大変失礼しました。顔つきの虫、いるそうです。
その名も「ジンメンカメムシ」。そのまんまのネーミングです。
黄色い地肌に黒い斑点があって、これが目と鼻の穴。後ろからはみ出た黒い羽が髪の毛になっていて、まるでお相撲さんのような顔になっています。

……え?まだいるの?「虫じゃないけど背中に顔がある」?
なんとカニにもいました。「ヘイケガニ」といいます。
甲羅の溝がまるで憤怒の形相を浮かべた人間のような模様になっていて、それを壇ノ浦の戦いで無念ながらに敗れた平氏になぞらえて「平家蟹」というわけです。

いや〜いるんですね。実際。

a2803 アルジャーロン

お顔はやっぱりマルドローンのままですね。

前脚が大きく発達しています。ナルガクルガみたいですね。
これで敵を切り裂くんでしょうか。いや、この子は打撃だから殴り倒すのか……。

体色は銀色ですが、おそらくこれが名前の由来ですね。
」をラテン語で「アルジェント」と言います。
それと、名前の響きが「アルジャーノン」に似てますよね。
アルジャーノンといえば、小説『アルジャーノンに花束を』に登場する天才ネズミ。アルジャーロンくんも頭が良かったりするのかしら。

a2804 アルジャーロン

飛行中はこんな感じ。
後翅はコウモリの翼みたいになっています。ケーニヒくんとかモナークくんに似ていますね。
ただ、こっちは銀色なのでカミソリみたいに鋭そうな感じがします。うっかりかすっちゃったら手が切れちゃうかも!?

そういえば、打撃属性パワー型の回で「マルドローンはコガネムシ!」と言っていましたが、あれだと少し矛盾する点があります。
コガネムシは鞘翅を広げて飛ぶんです。マルドローンくんたちはたたんだままなので、飛び方はカナブンなんですよね。

……まあでも、これで鞘翅開いちゃったらせっかくのドクロ模様も台無しになっちゃうし、このままでもいっか!

ドラゴンソウル

a2902 ドラゴンソウル

a2903 ドラゴンソウル

最後は、ゲーム「ファイナルファンタジーXIV」とのコラボ猟虫、ドラゴンソウルです。

……あら?
なんだか腕に青い光が見えますが、猟虫らしきものは見当たりませんね。
お〜い、出ておいで〜。

a2904 ドラゴンソウル

で、出た!!!

ハンターの手を離れることで初めて姿を現すタイプなんですね。青い竜のような形のエネルギー体です。

元になったキャラクターやモンスターがいるのか調べてみたら、「ミドガルズオルム」というキャラクターに似ていました。ゲームの舞台となる惑星ハイデリンで一番初めに生まれた龍なんだそうです。すごい。

ちなみに、「ミドガルズオルム」という名前は北欧神話に登場する大蛇からとったもののようです。
別名を「ヨルムンガンド」と言い、世界樹に支えられた国「ミズガルズ」を取り巻く大海、ヨトゥンヘイムの中で世界をぐるりと取り囲んでいるそうです。でかい。

実際、飛行中のグラフィックは全猟虫のうち最大です。
でかいというのはかっこいいとほぼ同義なんですね。
竜の姿なので、虫が苦手なハンターさんでも安心!
そう考えると、ある意味ではかなり実用性の高い猟虫かもしれません。


ということで、全ての猟虫を紹介し終えました。
私が生き物好きなのもあって、いつも書いている記事よりも分量が少し多くなってしまった気もしますが、そこは愛の力ということでお許しください。
次回からはライトボウガンのデザインを紹介していこうと思っています。
読んでいただきありがとうございました。

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