【MHW:IB】大剣ギャラリー⑫・屍套龍編
今回は屍套龍ヴァルハザクとその特殊個体の素材から生産できる大剣を紹介します。
※武器性能についての評価はありません
屍套龍派生型
モンストロの憤怒
屍套龍ヴァルハザクの龍属性を持った大剣です。
「モンストロ」とはポルトガル語やスペイン語で「怪物」という意味。「モンスター」と似たような感じですね。
一見すると大振りな曲剣といった感じです。素材として使われている胸部の甲殻は銀色なので、武器として違和感が無いですね。
しかし、よく見てみるとおかしなことに気づきます。
この剣には刃がありません。代わりに、いくつもの鉤爪のようなトゲが生えています。
これはヴァルハザクの全身に生えているもので、本来はモンスターの屍肉を引っ掛けて纏うためのものです。
もちろん、このように武器として用いても遜色のない鋭さがあると思います。カギの部分が上を向いているので、ふつうに斬る分にはあまり引っかからないのかもしれません。
根元の方は赤い被膜が何重にも巻かれています。
元々はモンスターの腐った肉です。防臭の処理とかはしてくれているんでしょうか。
この被膜はおそらく龍属性を付与するためのものなので、巻かないわけにもいかないんでしょうね。
剣の形をなした生き物のような大剣でした。
屍套龍派生型改
モンストロの狂気→ドネス=モンストロ
モンストロの憤怒を死を纏うヴァルハザクの素材で強化するとこの姿になります。
「ドネス」というのはちょっとわかりませんでした。スペイン語だと「贈り物」という意味なんだそうですが……。
英語版だと「Don Monstro」なので、「ドンキホーテ」とか「ドンファン」の「ドン」が変形したものでしょうか。「怪物の首領」、みたいな。
武器の方は、全体的に白くなりました。これは特殊個体の被膜に根付いた菌によるものですね。
刀身のほうも表面に胞子が付着しているらしく、白銀色になっているのがわかります。
ところどころひび割れたような模様があって、赤く明滅しています。おそらく龍属性のエネルギーですね。
……なんだか、この形でうっすら菌で覆われているというのを見るとカツオ節の本枯節を思い出します。ちゃんとしたカツオ節は表面がカビで覆われているんですって。そうすることによってしっかり乾燥が進んだり、脂肪分が分解されて逆に旨み成分が増えたりするらしいですよ。
どことなく生命の息吹を感じる大剣でした。
以上、屍套龍派生型(改)の大剣を紹介しました。かっこよさの中に潜む異質さが魅力のデザインでしたね。
次回は冰龍イヴェルカーナと地啼龍アン・イシュワルダの素材から生産できる大剣を紹介します。
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