4年目になりました。
さて、4年目になってから既に4ヶ月ほど経ってしまったわけですが。
変わったことといえば、
昇格したので、少しばかりお給料が増えました。多分。
あと、光栄なことに、1年目社員(約30人)に向けて1時間強の講義をする機会をもらいました。
今日はそのことを少し振り返ります。
まず、私の会社で「講師」というのは、
基本的に勤続20年!30年!みたいな、なんらかの分野についてかなり詳しい方がするのが通例なので、
私にその役目が回ってくるのは、とてもとても不思議なことです。
やっと4年目になった私に課された役割は、
「1年目社員たちが、これから迎える1-3年がどんな風になるかを想像できるように、私自身の1-3年目の仕事を語る」でした。
依頼された時は、いいですよー!とノリで受けてしまったものの、いざ考え出すと、超 超 難しかった。
なんといっても、私、1年目の時は「仕事やだ」ってずっと泣いてた人間ですし、
2年目の時は、朝がくるたび、吐き気に襲われてた人間ですし、誇らしげに語れることなんかひとつもないわけです。
でもあんまり弱っちすぎることは言えないので、
色々あったけど3年経ったよ、という話をしました。
そんな中でも、ひとつだけ言えたことがあって、
私は、3年間を経て、自分が望んでいた仕事に少しずつ近づいてこれた、ということでした。1年目さんたちのモチベーションに少しでもなればいいな、と思って話しました。
そんなこんなで、1年目さんたちがどう捉えたかは、わからないですが、無事1時間強を終えました。
私の後に、人事の偉い人が締めのお話をしてくれたんですけど、忘れられないことがいくつかあります。
ひとつめは、「まずあなたに講義をお願いしたのは、皆さんがお気づきの通り、お話がわかりやすいからです。」
完全に私の憶測だけれど、約半年前に3年目研修の発表会がありまして、その感想用紙に「私の発表は、わかりやすかったのか、どれくらい良くて、どの点が悪かったのか、知りたい。」と書いていたわけです。
多分それのせいです。というか、それのおかげです。
プレゼンの資料作りから苦しんで、原稿作成にもまた苦しんで、出来た原稿を何十回も練習して挑んでいるので、努力の矛先が間違っていなかったと知れて、シンプルにうれしかった。
ふたつめは、「あなたの話を聞いて『いろいろあったけど、なんかうまくいってるんだな』と思う人もいるかもしれないけれど、捉え方によっては『ずっとずっと我慢してきたんだな』とも聞こえる。」
なんだかびっくりしました。お偉いさんたちは、まだまだ我慢も頑張りも足りないな、って私たちのことを見ていると勘違いしてました。まあ頑張りやがれ、くらいの目で見てるんだと思ってました。
自己憐憫は嫌いだけれど、確かにいろいろとずっと、じっと我慢して、私はここまで来たんだな、と思います。
最後は自慢になるけれど、
「あなたに頼んでよかった!伝える力が違うよ!」と言ってもらえたのは、最高でした。
大学卒業時から目標にしてきたことが、いよいよ現実になりそうだと、ひしひしと感じます。(もしかしたらこの予想は外れているかも知れないけど。)
そんな4年目4ヶ月の社会人です。
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