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「死ぬかと思った」
ついに3冊目の紹介である。読み終えてからだいぶ日が経ってしまったのもあり、今回の感想は短くなりそうだなと予想する。
この本も長年積読になっていた本で、小学生くらいの時に表紙のビジュアルだけで購入した作品だ。
中身は短編集となっていて、投稿者から寄せられた「死ぬかと思った」経験談が繰り広げられている。
Web やぎの目に所属する林雄司によって編集されたその内容は、痛みで死ぬかと思ったものや恥ずかしさで死ぬかと思ったものなど様々で、見開き1ページ程度の内容なので飽きずに読み進められる。
私が好きな作品は「口にクラッカー」というものだ。投稿者が5歳の頃に、クラッカー(祝う方)を購入した時の話で、投稿者の知的好奇心によって引き起こされた悲劇が面白おかしくまとめられている。面白いと言ってしまうと、投稿者に申し訳なさもあるだろうが、そのバカバカしさは笑い飛ばしてあげないとむしろ不憫であろう。
自分のバカバカしく面白い「死ぬかと思った」話は特に思いつかなかった。
あ、ボールに乗っかってたら転けて腕捻挫したわ。
それぐらいしかないのがなんだか悲しい。20年以上生きていて面白ハプニングがあまり起きていないことに少し不貞腐れてしまった。
皆さんには「死ぬかと思った」経験はありますか?
それでは皆さん、ごきげんよう。