【ショートショート】 ねこのいる日常
先日拝読した、勇敢なヘラジカさんのショートショートエッセイがオモシロかった。
ということで、私も早速、真似しちゃおう☺️
私の題材は、我が家の愛しのニャンズ。
題して、【ショートショート】ねこのいる日常、いってみよう!
とにかく入りたい
とにかく、入りたいのである。
そこに、箱がある限り。
どんな箱でも構わない。
むしろ、フィット感があるほうが好ましい。
宅急便の段ボールを開封しようと、段ボールにカッターを入れた瞬間、白猫が「待ってました!」とばかりに走り寄ってくる。
開くのが待ちきれない、というように、半分開いた箱の中に無理やり体を捻じ込む。
箱だけに限らない。
スーパーのビニールも、洗濯カゴも、スーツケースも。
とにかく一度入れば、満足はするのだ。
そんなわけで、我が家の床には、開けたままの段ボールがよく転がっている。
飼い主が単にズボラなだけじゃないかって?
いやいや、猫たちの欲求を満たすために、あえて、仕方なく、なのであるよ。
遊びに夢中になると
遊びに夢中になると、ぶちゃいくな顔になる。
人間の家族であれば、こんな写真をアップしようものなら、間違いなく3日は口をきいてもらえないだろう。
でも、ネタに困ったエッセイストは、飼い主の特権をこっそりと行使する。
我が家の愛しい、「春夏変顔コレクション」を、どうぞ。
2匹のカンケイ
我が家には先住猫の白猫と、後からやってきた黒猫、2匹の猫がいる。
そもそも、黒猫がやってきたときには、白猫はたいそうお怒りだった。
そりゃそうだ。
どこの誰かもわからない真っ黒なやつがきて、「今日から弟だよ」と言われても、「なんやこいつ、シャー!」ってなもんだろう。
黒猫は兄弟と引き離され、さみしいものだから、白猫に興味津々。そんな2匹の最初の頃の距離感がこちら。
だんだんこんな感じに。
そしてついにこんなシーンが。
今ではこんな感じ。
今では、黒猫の方が身体も大きくなり、白猫は若干押され気味。
遊んでいる時は、なんとか優位を保とうと、黒猫より高い位置に陣取り、猫パンチを繰り出して、年上の威厳を主張するが、劣勢は否めない。
最近ではあまり添い寝することもなくなったが、仲が悪いわけではないと思う。
でも、特別仲が良いわけでもない。
お互いの存在を認めつつ、適度な距離感で共同生活をする2匹。
時々、世話好きねーちゃんのナメナメ攻撃に、ウザそうにする黒猫を見るのも、飼い主の密かな楽しみなのである。
脱走癖
白猫には脱走癖がある。
「脱走癖」と言うと、器用に鍵をこじ開けて、自らの意志で積極的に脱走するイメージがあるかもしれないが、なんのことはない、ぼんやりした飼い主が、よくベランダの扉を閉め忘れるのだ。
好奇心旺盛な白猫は、その瞬間を見逃さない。
飼い主が自分の失態に気付いてないことを確認すると、抜き足差し足で、まだ見ぬ新しい世界への扉を開ける。(っていうか、開いている)
・・・といっても我が家は3階なので、「外」に出たことはない。
が、隣人のベランダを徘徊しているところで、私に通報がくる。
その現場写真がこちら。
隣の女性も猫をかっているので、おもちゃでなんとかおびき寄せようとしてくれたが、「捕まえられなかった、Sorry!」(隣人はアメリカ人の女性)と、連絡が来た。
真っ青になって、べランダに出て白猫の名前を呼ぶも、どこにも姿が見えない。
やばい。まじやばい。もしかしてベランダをつたって、下におりちゃったとか?
頭の中でぐるぐると、いろいろな妄想がめぐるが、大好きなおもちゃの音を響かせると、すたたたたたっと、どこからともなく部屋にもどってきた。
いやはや、危なかった😅
保護猫を預かるときに、外には出さない、という約束を結ぶのだが、それも危うく破ってしまうところだった。
というような顛末が、今年に入って2回はあった。
今日も白猫は、私が洗濯物を干し終わった後、ベランダへ続く扉のチェックに余念がない。
◇
ショートショートというか、単なるいつもの記事になったような気もしなくもないのですが😅
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました🙏
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