適当5

最推しに教えてもらったこと。

こんにちは。ぷゆです。




私は高校一年生の時、初めて最推しのライブや握手会に行った。

握手会で本人を目の前にした時、私は感動のあまり号泣した。

その時は中学生を卒業したばかりのまだまだガキの頃だったので、私はその方に自分の連絡先を書いた手紙を渡したのである。

これは私の黒歴史だ。

もうどうしようもなく恥ずかしくて、私はそれ以来手紙を書くことをやめた。

Twitterでリプを送るのすら躊躇して中々送れなかったほどだ。


私は私の黒歴史と羞恥心で雁字搦めだった。


一年ほど前か。私は最推しのツイキャスを聞いていた。

すると再推しは言った。

「リプとかしてくれたらやっぱり嬉しい。いつもしてくれる人は覚えるし、ライブのここが良かったとか、具体的に教えてくれるともっと嬉しい。」

この言葉を聞いてハッとした。

私は自分のことしか考えていなかったこと気付いた。

私は最推しが大好きなのにも関わらず、その人の気持ちはなにも考えられていなかった。

"そっか。私がもしアーティストだったら、やっぱり応援してくれている人の感想とか聞きたいよな。"

ちょっと考えたらわかることだったのに、私は自分のちっぽけな羞恥心に囚われて、肝心なことに気付いていなかったのだ。

気持ちは伝えないと伝わらない。


私はお金持ちじゃない。むしろ貧乏だ。だからこそ、言葉で伝えようと思った。

言葉はタダだ。タダで相手を喜ばせることができるし、応援できるし感謝もできる。


自分の羞恥心よりも相手の笑顔を優先したい。

これが私の再推しから学んだことです。



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