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#4 タイトルに数字が入る映画【30DAY FILM CHALLENGE】

このチャレンジ、地道にやりますとは言ったものの地道すぎますね。もう少しペースよく更新したいと思います。

今回は「タイトルに数字が入る映画」
いや~1から順番に書いてもいいほどたくさん思い浮かぶけれど、なかでもいちばんに頭に思い浮かんだ一本にしました

100歳の少年と12通の手紙(OSCA ET LA DAME ROSE)/2009
監督/脚本 Eric-Emmanuel Schmitt

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原題だと数字は入ってないのでちょっと反則かとは思いつつ
大好きな作品なのでこれにします

ネタバレ多少含むと思いますので、気になる方はお気をつけください

ざっとあらすじ
難病を患う少年オスカー
病気だからと腫れ物を扱うように両親が接してくるのが嫌だった。普通のこどものように悪いことをしたら叱って欲しかった。どんどん大人への不信感が募っていくオスカーの前に現れた女性ローズ。
ピザ屋を営むローズは営業のために病院を訪れていた。態度が悪く、歯に衣着せぬものいいのローズにオスカーは興味を抱いた。大人へ心を閉ざしてしまったオスカーに「誰なら口を開いてくれるか」医者が尋ねるとローズを挙げた。医者はピザを定期購入することを条件にオスカーの話し相手になってくれないかお願いをした。病院嫌いのローズははじめ拒んだが、オスカーの話し相手になることにした。
オスカーの余命は残り僅か。そこでローズはオスカーに「今日から1日を10年だと考えて、毎日神様に手紙を書くこと」を提案する。
ローズに諭され毎日手紙を書くオスカー。そこには大人には言わない本音がたくさん綴ってあり、毎日10歳ずつ歳を重ねることでオスカー自身も変わっていった。そして、そのオスカーのそばにいるローズも少しずつかわっていく。

大学生のころかな、たまたまレンタルして観た映画。
元からフランス映画は好きだったけど、より一層好きになるきっかけとなった。タイトルや内容だけ聞くと、悲しい系、泣かせる系だと思われがちだが、この映画はそこを全面には出していない感じがいい。

もちろん、泣く。わたしは涙もろいのもあるが、まぁ泣く。けれどポップなシーンも多く、けして泣かせてなんぼじゃ!感はない。

フランス映画ってわたしのなかで淡々とした日常を起承転結をあまり含まず描くものと、この映画みたいな独特な要素を含むものがあって。(これはほんとにあくまでわたしの勝手なイメージで、ド素人の意見)この作品は後者なのだが、これが韓国映画と類似してるなと思っている。もちろん韓国映画の一部、と。ブラックジョークさや急に出てくるポップや描写。

ほろっと泣ける胸があたたかくなる映画です。

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