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デヴィン 〜世界初のAIソフトウェアエンジニア〜

世界初のAIソフトウェアエンジニアであるデヴィンが騒がれ始めています。

職を奪われることの不安やノーコードでアプリケーションを作れることへの期待など、意見は様々なようです。

デヴィンについて分かっていることをちょっとだけ説明してみましょう。


デヴィンの凄さ

従来のこの手の有象無象のAIと違い、デヴィンは単なるタスクを実行する存在ではなく、いわゆるAIエージェントなのです。

つまり与えられた問題を解くだけではなく、自ら戦略を立てて解決までの計画をし、フィードバックへの対応をリアルタイムに行いながら問題解決を図るのです。

そんなデヴィンはGitHubにあるオープンソースリポジトリのissueの13.86%を解決できたといいます。

またコーディング試験を突破できるのはもちろんのこと、大手AI企業が課している実践的なエンジニアリング面接にも合格し、Chromeの拡張プラグイン開発もやってのけます。

GoogleのGeminiやOpenAIのChatGPTを遥かに凌ぐ力を持っていると言えるでしょう。

デヴィンは敵か、味方か

これほどの解決能力を持つデヴィンを目の当たりにすると、技術の歴史ではいつもそうだったように、私達は仕事が奪われるのではないかと不安になります。

馬車が汽車に取って代わられたように、私達がAIに取って代わられるのではないかと。

残念ながら一部のソフトウェアエンジニアの仕事が置き換えられるのはもはや避けられないでしょう。

でもそれによって生み出されるソフトウェア、そしてもたらされるサービスは、確実に人類の幸せの総量を増やします。

デヴィンのことが敵に見える人がいる一方で、大多数の人には味方に見えます。

デヴィンはソフトウェア開発の未来であり今なのです。

参考

https://medium.com/@sufianmustafa0900/devin-ai-the-worlds-first-ai-software-engineer-1b4c5318bb00

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