「階層的視覚化」で複雑な関係を可視化しよう!
世の中の複雑さをグラフで表現したい場合、どうすればいいでしょうか?
一般的な棒グラフ、折れ線グラフなどとは違った「階層的視覚化」を紹介します
ノードリンクダイアグラム
複雑な事象を比較的直感的に表現できるグラフです
エンティティをノードと呼ばれる点で表し、エンティティ間のつながりをリンクと呼ばれる線で表します
「階層的視覚化」の中では最も代表的なグラフなので、まずはこれの使用を検討するとよいでしょう
メリット
そこそこの表現力がありつつも、多くの人が直感で理解できる分かりやすさも備えています
デメリット
ノードの数が増えたときにとても複雑になり、グラフを表示する領域もそれだけ必要になってしまいます
またノード間のつながりの強さを表現することは苦手です
空間充填ダイアグラム
「空間充填」なんて言葉を使うと難しく聞こえますが、いわゆるツリーマップなどが該当します
区分けされた領域を用いることでエンティティたちの関係性を表現します
メリット
比較的小さいグラフサイズで済みます
またノードリンクダイアグラムと比べて包含関係を表現しやすいです
デメリット
階層が深くなるとエンティティの面積がとても小さくなってしまい見づらくなります
ハイブリッドダイアグラム
上記2つを組み合わせたグラフもあります
メリット
表現力が高いです
デメリット
かなり複雑で、しかもほとんどの人にとって馴染みがないグラフです
分かりやすく伝えるというグラフ本来の目的からいって致命的なので、個人的には使用をオススメはしません
参考
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