見出し画像

既存の組み合わせ=全く新しいコンテンツ|音楽の手法を事例に

最近すごく面白いYoutubeチャンネルを見つけました。

あとで紹介しますが、既存の組み合わせをする事で新しいコンテンツが生まれている典型的事例だと感じたので、紹介です。

Mashup(マッシュアップ)という音楽の手法

マッシュアップ、ご存知ですか?
僕は最近知ったのですが、海外で開発された手法だそうで、
「元々ある音楽のボーカルを、それぞれつなげ、1つのメロディーに載せて新しい音楽を作る」
という手法。

僕が知ったきっかけが、以下のチャンネル。

このMashRoomさんのチャンネルは映像も美しく、おしゃれな表現(表現力乏しくすみません…)となっているのもハマったポイントですが、なにより、既存のものを組み合わせ、全く新しい音楽になっていた点!

百聞は一見にしかずなので、まずは聞いてみてください。
(もちろん聞くだけじゃなく、映像も一緒に見てください!)

僕はこの動画からみかんサイダーさんのチャンネルも登録させていただきました…

この音楽を知ったとき、衝撃が凄くて、今もなにか作業するときはMashRoomさんのチャンネルの音楽を聞いています。
おそらく全て聞いたのではないかというぐらいハマっていますw

既存の曲や歌詞をつなげて、1つの音楽にする(形にする)というのは確実に凄いスキルで、「既存のものの組み合わせ」から「新しい価値(曲)」を作るということをわかりやすく表現されていて、凄く刺激を受けました。

それと同時に既存のものを組み合わせて新しい価値を作る。
ということの力を再認識しました。凄く面白い。

ゲームタイトルも既存の組み合わせ

今人気のeスポーツタイトルをはじめとしたゲームも同様に既存の組み合わせなんですよね。

・「バトルロワイヤル」+「シューティング」
・「バトルロワイヤル」+「シューティング」+「建築」
・「タワーディフェンス」+「カード」
・「街づくり」+「侵攻」

などなど。
既存のゲーム要素同士の組み合わせもあれば、ゲーム以外から引っ張ってきている要素もある。

人気のゲームほど、組み合わせをきちんとハメてきている。
これらのアイデアを考えた企画者には頭が上がらないですね。

新しい価値の創造と、単なる差別化の違い

最近ソシャゲ界隈でよくあるのが、「単なる差別化」をしたゲーム。
要素は同じだが、既存のIPをくっつけただけのものや、世界観だけを差別化したようなもの。

このやり方は、確かに効果はあるんです。
すでに人気のシステムなので、理解されやすいですし、差別化要素に惹かれる人もいる。
広告を打てばある程度キャッチーな表現になる。
事前登録も集まる。

でも、その先にいるユーザーさんの事が見えていない。
人が楽しむ姿を想像できていないんです。

人気のゲームが人気たる所以は、組み合わせや差別化から生み出されたコンテンツがユーザーさんに「新しい価値」を届けている事が重要なんです。
これを忘れているサービスは非常に多い…
でも最低限の数字が出来てしまうから、失敗する要因は運用面にあると考えてしまう。

非常に残念な例ですが、毎年たくさんのゲームやサービスが生まれは消えていく事の一因なのではないでしょうか。

eスポーツ業界は課題だらけ=新たな価値が生まれやすい

eスポーツの業界はまだまだ未成熟なので、課題だらけです。
安定した基盤になるようなサービスもない。

だから、今すごくチャンスなんです!
海外のeスポーツ業界に視野を向けて日本に輸入するのももちろんですが、他業界のサービスに目を向けるのも非常に重要。

以前も紹介しましたが、個人が3分でホームページを作ることができ、予約システムや決済システムを簡単に使える「mosh」というサービス。

これは、ゲーミングチームのホームページ作成や、配信者個人にも使えると思っています。
特にゲーミングチームで作り、ファンイベントや参加型配信の予約システムとして利用するのもいいと思います。

「ゲーミングチーム+mosh」といったような使い方。

最近はe-modeをはじめとするサービスが始まっていますが、
「マッチングサービス+eスポーツ」
ですよね。

このように、他業界のサービスと、eスポーツ業界を足し算する、掛け合わせることで新しい価値を提供できます。

もちろん、忘れてはいけないのが、きちんとユーザーさんにとって”価値”となること。これを忘れては意味がありません。

みなさんも、自分が思う既存との組み合わせにより、新しい価値を創造してみてください!


▼よければTwitterフォローお願いします!


いいなと思ったら応援しよう!