悪口を言わない修行
ある会議の場で、ある教師に、国語科の成績が悪いと理不尽に槍玉にあげられた。(3年間、国語科は模試でトップを独走してきたのに)
私たちの仕事に対する侮辱の言葉に、私の中にどす黒い怒りが湧き上がる。
そんなときに、ある芸人さんの言葉が目に飛び込んできた。
「人の悪口、陰口を言わないでください」
どうして?悪口ではなく、事実の報告です。
「言われても、自分は言わないでください。言われっぱなしで損と思うかもですが、言わないでください!それは言わない修行だと思って、言わないでみてください。運良くなります!魅力が勝ち!」
本当だ
本当にそうだ。
これもまた、別の芸人さんのライブで聞いた話だが、
怒りが湧いた時は、その憎悪の対象は、自分を修行させるために現れた仏様だと思うようにした、と。
仏様。仏様。
その場で言い返せなかった弱い自分が嫌だった
侮辱したあとに、毛ほども悪かったかなと感じていないあの人が憎かった
悪口を言わない修行
魅力が勝ち
いつも春風のように笑っている人が勝ち
踏みつけられても、
皆んなに努力を無視されても、
醜い自分に堕ちたくない
負けたくない
あんな奴に、負けたくない
春風さんになりたい。
あの芸人さんたちのように
笑顔が素敵な人に、私はなる。
でも、この理不尽を誰かに気づいてほしい。
言わない修行。言わない修行。
とても苦しい。