「映像研には手を出すな」 で一瞬酸欠になり、そのあと久々に息ができた話
美術は専門じゃないけれど、生徒たちとアニメーション作って編集したことがあった。あれは夢中になる 。コマの時間をいろんな秒数で無限に試したくなる
「映像研には手を出すな」は、アニメーションづくりのヒントになることが何かあるかと思って観始めたけれど、高度過ぎでレベルが違った。あんな青春、濃厚過ぎて、あんな風に生きることができたら死んでも構わんわ
(ちょっとオーバーに言うところあるので、よろしくお願いします)
3人の映像研部員、浅草氏、金森氏、水崎氏が創る映像はおそろしく美しくカッコよく、平静に観ていられないくらい。私たちのアニメなど足元にも及ばないけれど…でも、アニメの世界に没入する、あの感じはよく分かる
見ていてハートがオーバーヒートして、脳が酸欠になった 苦しい。
オープニングがまた素敵で、本当に苦しい 素敵過ぎて、酸欠になってしまった。
「いいもんさ 覚悟決めたなら やったらいいじゃん どんなもんだ
やぶれかぶれでも どーにかこーにかしようぜ なるようにするのさ」
なるようにするのさ
あの3人は女の子にかけられがちな社会の呪いを軽く黙殺している
そんなもの、まるで気づいてすらいないみたい
3人を見ていると、久しぶりに息苦しさが消えた気がした
やりたいことが目の前にある どうしたいかとどうするべきかが完全に一致している。社会にまったくヤられている感がない
最高の最強の世界を見切り発車で
迷いのない疾走感に痺れる
3人とも声がぴったりだ
ハライチの岩井さんが、浅草氏役の伊藤沙莉さんを褒めていた
「ハスキーな声を生かして色気のないオタク女子高生を演じきっている。湯浅政明監督の独特のアニメーションも流石だけど、伊藤沙莉アニメとして脳裏に刻まれた」この言葉に、また軽く痺れる
浅草氏が水崎氏の母の「あ、ツバメのお友達?」の問いかけに
「いいえ、仲間です」と答えた ところとか。
最高かよ〜