アーユルヴェーダと体質⑥
トリ・ドーシャ
体質についてのドーシャの他に、生理機能としてのドーシャについて!
3種類の生理機能、ヴァータ・ピッタ・カパの働きが人間の身体の軸として考えられます。
ヴァータ【動き】空・風
ピッタ【燃焼】火・水
カパ【結合】土・水
この3つの働きが生まれてから死まで、身体の中で連続的な生化学反応が繰り返されます。
1つのドーシャが単独で働いているわけではなく、ヴァータが『動き』を起こす背後にはピッタの『変化』させる働きとカパの『結合』させる働きが存在しています。
例えば食事をする際の消化現象、噛み砕かれた食べ物は、唾液や粘り気をあたえるカパの働き、消化液によって吸収されやすい形に変化させるのがピッタの働き、それを肛門まで運ぶのがヴァータの働きです。
子供の頃、どうして手足が動くのかとか…食べ物が口から入って排泄されるのはどうしてなのかとか、エネルギー源が限られる車に比べて、人はたくさんのエネルギー源をもっているなどと…変なことをよく考えていました。
その答えがアーユルヴェーダにあり、子供の頃のワクワク感とモヤモヤ感が同時に押し寄せ、未だに色々と当てはめては目から鱗を繰り返しています。