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創作大賞2024 応募してない作品 感想文

こんにちは、ぷるるです。

創作大賞2024、とっても盛り上がりましたね!
素晴らしい作品ばかりで、選考する側はさぞ大変だろうと思いました。

あと「創作大賞応募作品感想文」というエール企画も胸熱でしたね!
「そうそう、私もソレ思った〜」と、画面越しに語りかけたりして。

でも、世の中には隠れた名店がたくさんあるように。
応募していない作品にも素晴らしいものがたくさんあるわけで。

そこで今回は、「創作大賞2024に応募してない作品」への感想文を書きました。
忖度なし、お世辞なし。ガチの気持ちをお届けします。

「だから、大好きって言ってんの!」


小説部門:Q四企画さん「土尾GMシリーズ」

続きを心待ちにしている連載小説といえば、これ!
毎回感想コメを入れずにはおれないほどの、夢中ぶりです。

主人公は、とある球団GMの「土尾敦隆」。
しかし球団運営は一筋縄ではいかず、土尾には日々さまざまな難問が降りかかる。
ドーピングの疑惑、契約交渉の駆け引き、突然帰国する外国人選手・・・
野球への情熱と利害・損得が拮抗する中、土尾はどのようにこれらを収め、
球団を勝利に導いていくのだろうか!

ぷるる記憶の小箱より

現在は4シリーズ目を連載されています。

  1. 球影:土尾GM、その魅力を知るならここから!

  2. トミージョン:故障選手と球団幹部春野の、熱い季節。

  3. hGH:ドーピング薬「hGH」に、GM補佐の柴田が切り込む!

  4. 魔女の囁き:イカした部下が初登場!どんな部下かは本編で。

どれから読んでも楽しめます(ちなみに私は「hGH」から参戦!)。

謎解き的展開にグングン引っ張られるのはもちろんだけど。

何と言ってもリアルな設定と丁寧な人物描写が、魅力ですね。
私は野球に疎いのですが、それでも強く共感し手に汗握るのは、社会人に共通する悩みや迷い、喜びがしっかり描かれているからだと考えます。

また登場人物が、みんな骨がありカッコいいんですよ〜。
広い度量と人の本質を見抜く土尾GMはもちろん、個性豊かな彼の部下たちにも注目です。サラリーマンというより、職人気質。

「こんな上司や同僚とガッツリ仕事してみたい!」
という気持ちにさせてくれるんですよね。

こういう気持ちが持てることは、私にとって物語の大事な要素です。
指針としての理想は、必要だと思うから。

それから文体。
この小説は理性的な文体に貫かれています。だからこそ逆に感情が引き立つんですよね。彼らの心の震えや変化、喜怒哀楽がくっきり浮かび上がる不思議。

そして私の内側にも、いつしかその熱が伝播していく・・・。

遠赤外線効果小説と呼ぶのはどうだろうか。

おっと、又くだらぬことを書いてしまった。
とにかく、このシリーズには野球音痴をも虜にする力があるのです。

ちなみにQ四企画さんは「コウ。。。」の別名でSS、いや『架空の日記&体験記』を書かれています。

こちらも実に面白いですよ〜。今度は言葉通り「笑える」の意味で。


貼り絵部門:週末図工室さん


貼り絵が密かに好きなんですが、ここまで好みの作品群に出会えるなんて。
週末図工室さんは、主に貼り絵と短い物語を発表していらっしゃいます。

あのですね、センスが最高なんです。
本当は全作品をここに貼って、皆さんにお見せしたい!!
そうしたらすぐに、素晴らしさが伝わるでしょう?

でも、そしたらここが週末図工室さんのサイトに・・・

一旦落ち着こうか。

週末図工室さんの作品群を見ると「イノセント」という言葉がいつも浮かびます。
あと「静謐」という言葉。

質問もいっぱい浮かびますよね。

毎回素材のチョイスが、完璧なのはなぜですか?
添えてある言葉まで、美しいのはなぜですか?
「週末図工室」という最高のお名前は、どう決めたのですか?
欠点ありますか?

私は週末図工室さんの作品を、何もかも見たいんです。
だから過去の作品も追っています(これがまた・・・全部いい)
でも新作がぴょこぴょこアップされて、全然追っつかない。

ああ、また新シリーズが。ああ、困ったけど超うれしい。
そんな幸せすぎる悩みを与えてくれる、週末図工室さんなのです。

ただ・・・
この記事が週末図工室さんの静かで美しい世界を邪魔しないか、今ものすごく心配です。


人形&歌部門:ハシビロコウバンド物語さん


ハシビロコウバンド物語さんは、noteを始めた初期の初期からずっとファン。
笑えて時々ほろっとくる、青春バンドストーリーが楽しくて。

ナイーブだけどうちなるロック魂に突き動かされて、バンドを始めた現代の若鳥ハシビロコウ。
超マイペースのバンドメンバー、落花生と埴輪。同じく強マイワールドのパパビロコウとママビロコウら家族に振り回されながらも、自分の音楽を希求していく(多分)。

ぷるる記憶の小箱より

とにかく登場キャラが、全員エッジ効きすぎ!個性強すぎ!
ハシビロコウくん自身もちょっとずれているから、そのやりとりがすご〜く笑える。
昭和サブカルのツボを、毎回つかれっぱなしなのです。
随所にロックネタが散りばめられているのも、楽しいし。

あと、ハシビロコウバンドが奏でる楽曲もいいんです!!
面白さの中に、ちょっぴり哀しみが見え隠れして・・・。
「彼ならこういう歌を作るよね〜!」と思える。
本当に存在するバンドの曲として、聴いてます。

そして特筆すべきは、これらを全部ミニチュア人形で表現されていること!

一体どこで買ってくるのか。
ここまでマッチする人形や小道具を、どうやって探し当てるのか。

コメントのやり取りも結構してきましたが、いまだに聞けない私なのです。

遠慮深い一面も、ある。

おまけ〜おわびとお知らせ〜

(おわび)
記事を書いてから、Q四企画さんが創作大賞2024に応募していらっしゃることがわかりました(シリーズ3のhGHを応募されています)。

でも時間的に書き直しができないので、このまま載せます。
読んでくださった皆様、それからQ四企画さん、間違えてしまったこと本当に申し訳ありませんでした。

ただ個人的には、このシリーズが創作大賞2024に応募されていたこと、とっても嬉しいです。

(お知らせ)
今、隔週で更新しているnoteですが、これからは不定期更新の月1ペースで書いてまいります。

私はどうも時間の使い方が上手くないようで、だんだん配分がうまくいかなくなってきました。
来年どうしても取りたい資格がありまして、その勉強が押してきたこともありますが。

でもnoteも刺しゅうも(ゴルフも)大事だから、絶対にやめたくない!

というわけでペースは落ちますが、今後も変わらぬお付き合いをしていただけたら幸いです。
(皆様のところへ遊びにいくペースは、それほど変わらないと思いますので!)


ご精読ありがとうございました。







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