誘致してた頃からオリンピック反対派だった私が、地元で事前キャンプボランティアをやる理由
世間的にいろいろ言われてますが、なんだかんだであの世界的スポーツイベントは来週から開幕するようですね。
そもそもこのイベントへの誘致が始まったのは15年とか前のことだったかな。
まだ東京の知事さんが小池さんになる前のお話。
当時私は中学生だったけど、単純に、
「えっ、日本ってこんだけ赤字大国で「やばい」って言ってるのにそんなことやってる余裕あんの?まず自国民のためにお金使うべきじゃね?」
ってすごい違和感を感じたのを覚えています。
2016年の誘致は失敗したものの、
2020年のは無事成功。
報道では国民みんなが喜んでるような雰囲気のトーンで当時は取り上げられてたけど、全然うれしくない私がいた。
にほん好きな国外のお友達も、このイベントきっかけに日本に行く計画を立てるものも多く、みんなわくわくしてて、でもそんなみんなに私のこの真逆なトーンを伝えてみたら、
「自国で開催されるイベントが楽しみじゃないなんて、えりホントに日本人なの??」
と、とても驚かれた。
もはや戦時中の非国民扱い。みたいな。
財政的以外にも私がこのイベントを、このタイミングで、日本で行うことに違和感だった理由はもう1つ。
近年の異常気象だ。
年々悪化する猛暑。
巨大化する台風。
いつまた来るか分からない大規模地震。
予測不可能なゲリラ豪雨。
日本ほどの災害大国は世界でもまれだろうに、なぜここに突っ込む人がいないのか、疑問でしかなかった。
pandemic後の影響は言うまでもない。
政府のゴテゴテの対応により、
「スポーツイベントなんてやってる場合じゃない」と思う人が一気に増え、延長したとて、開催中止を求める声は、開幕が来週に迫った今も耐えることはない。
私も一貫して反対の意見だ。
じゃあなぜ表題のボランティアに応募したのか?
シンプルに地元の役に立ちたかったから。
留学や海外就労で国外にいたことがあったからこそ、
このスキルを地元のために還元したいという想いは常にあった。
(ほんとはバルーンフェスタのボランティアやりたかったけど、今年は国外の選手は入れないってなったし涙)
「自分のスキルを還元し、更に向上させるいい機会かも」
そんなちょっとフランクな考えで応募してしまったけど、
必要としてる場所があるなら、活かさない手はないかなって。
わがままな動機だとは自分でも思うけど。
結局人は皆【自分ファースト】じゃないと心が保たない時だってあるよね。
ってことで、私は今週末から通訳ボランティアとして、長年反対(今も反対の姿勢ではあるけど)しているスポーツイベントに関わります。
やってみて見える世界が、あったりなかったりするかもなので、その点は自分の視野を広げる良きチャンスかもね。
なんてとりあえず前向きなこと考えとこ。