ただ食べることを辞めるだけでは、解決しないことがある。
Disney+ で配信が始まった海洋ドキュメンタリー映画、Sea of Hope をみた。
上記のTEDトークや、映画「Mission Blue」でおなじみの海洋学者、シルビア・アールが、若者達との活動を通じて、これからの海洋保全について学び合うドキュメンタリー。
海の変化が商売に直接影響する漁師さん達と、シルビアとのやり取りが印象的だった。
「昔は大魚がたくさん取れたのに、今は小ぶりなものしかとれない」と嘆く漁師さん。
そりゃそうだ。
これまで大規模漁業のよって、天然もののお魚さん達への9割がいなくなった。
漁師さんが見せてくれた死んだお魚を悲しそうな顔で聞くシルビア。
そんなことを嘆く漁師さんに
「漁のやり方を変えるつもりはないんですか?」とシルビアが聞くと、
「採らないと生きていけない」と漁師さん。
そうだよね。生活かかってるもん。しかも家族代々漁で生計立ててたら、それ以外の働き方浮かばないよな...
ただ、もうこれ以上漁業を続けてしまうと、サンゴや海藻の生育にも関わってくる。もとい、すでに白化したサンゴだらけの海が増えていってるではないか。
これはもう、各国が漁業界への【公平な移行(Just Transition)】が必要なのかもしれない。
あっ、公平な移行については、去年参加してる勉強会でエネルギーの移行の話で学んだ時に、こんな復習記事書いた👇
【"Just transition"を学んだ日】
まあ、いち消費者としては、海の資源を無駄遣いしない、出来る限り声を上げる、ぐらいを細々やるしかないのか、な。💭
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