#youwillbefound
2015年の12月。初めて心が耐えられなく感じて病院に行った。
自分は弱いと思っていた。
家族、友達、職場の仲良い同僚や先輩たちに、この思いを相談できないなんて。わあ氏は人を信じれない愚かな奴だと思っていた。
でもこの孤独や葛藤を誰かに話さないと、自分は行ってはいけないところへ行ってしまいそうで怖くて、話し相手が欲しくて意を決してあの日は私は心療内科に行ったんだ。
見ず知らずの人に自分のナイーブな部分を見せるのはどこか歯痒かった。
【適応障害】という診断結果をもらった。
ありきたりなアドバイスと共に。
あの日から私は、自分の「適応」する場所を探し続けている気がする。
いや、別にあの日に始まったことじゃないのかも。
居場所探しのために、留学したり、定職に就かずバイトを転々とし、時には国外でも働いてみたり、今も思いつきに導かれるかのように南の島にいる。
周囲からは好きなことをしているように見られているようで、
「自由に生きてて楽しそうね」みたいなことをよく言われる。
その通りだと言えばその通りだし、違うと言えば違う。
居場所が定まってないから常に孤独が付き纏うし、お金も貯まらないし、だから一向に自立できないし、母子家庭で育ててくれた親孝行らしいことも出来ていない。
この世にいる全ての人で、全く同じ人生を歩む人なんていないって分かってるのに、自分みたいな人がいないか探してしまう自分がいて、結局そんな人なんていないから、また孤独になって、目の前の幸せが見えなくなる。
映画「ディア・エヴァン・ハンセン」の劇中歌、You will be found で号泣してしまうのは、まさしくその孤独感が生々しいぐらい反映されているからだ。
孤独に溺れる私を見つけてくれる人なんているのか。そんな問いさえも聞こえるけど、同時に希望も持てる曲。
私の居場所探しの旅はしばらく続くみたい。
この曲を応援歌として自分のペースで歩みながら… 👣