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マタニティマークを振り返る 育児日記0ヶ月

市役所で母子手帳と一緒にマタニティマークをもらってから、一番良く使うリュックにマタニティマークを付けて生活していた。
使い方に悩む場面もあったけれど、基本的には役に立つもので、もしまた妊娠したら使いたいと思う。

どこに付けるか問題

何かあった時に見える位置であり、まだ職場で妊娠をオープンにしていない段階ではすぐにしまえる位置に付ける必要があった。
妊娠初期〜中期には電車で立っていると気持ち悪くなることが多かったので、リュックの前ポケットのファスナーに付けて、座っている人から見えやすい位置に付けていた。
その後在宅勤務メインになり、電車に乗る場合は通勤ラッシュを避けて座れる時間帯に移動するようになってからは、優先席に座っていても妊婦だと分かりやすいようにリュックの1番上のファスナーに付けるようにしていた。

優先席でも席を譲ってもらえるとは限らない

マタニティマークをつける理由は人によって違うが、電車に乗る時の場合、電車酔いを防いだり転倒の危険を回避したりするために、なるべく妊婦は座っている方が良いと思う。
私の場合、席を譲ってほしい時は見えるように、譲ってもらう必要がない時は腕などで隠すように立っていた。
ただ通勤ラッシュの電車では、優先席でも座って寝ている人が多く、席を譲ってくれるのはよほど周囲に注意を払っている人だけだと感じた。満員電車で立っている時も、妊婦だろうがぎゅうぎゅう押されて苦しい思いをしたが、満員電車は元々人権が保障されない空間なので仕方ない。

マタニティマークを外す時

出産してからも、自分に子供がいるのが不思議な気がしていたが、退院の日に今まで付けていたマタニティマークをリュックから外す時、なんとも言えない寂しい気持ちになった。
10ヶ月くらいずっと自分の一部だった我が子が、自分とは別の存在として生まれてきて、離れてしまったからそう感じるのだろうか。これから子供が成長するにつれて、親離れを感じる機会はまた来るのだろうけど、母親を必要としてくれる限り愛してあげたいと思う。

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