需要人間カメレオンリップs
僕らは、必要とされて生まれて来たんでしょうか?
どんな事を期待されて育てられたんでしょうか?
生きる中で多くの自問自答に押しつぶされそうになって
死にたい気持ちを抑えつけられて声も上げられなくなって
ただ、無情な朝日に気怠い身体を照らされて
まだ、眠たい眼を真っ赤になるまで擦って
また、期待できない世の中へと溶け出して
もう社会は崩れ去ってしまったも同然なのに
お金が無い者を搾取していくばかり
教育は、洗脳に変わったっきり
あぁ、悲しき需要人間に私はなってしまった。
必要とされている姿に変わり
必要とされている言葉を吐き
必要な事を必要なだけ得る為に
必要以上の労働をする
求められたら断れなくなった思考は
長い年月の洗脳の賜なのか
僕は思う事も、考える事も、何もかも
周りの視線に惑わされて生きているのか
あぁ、悲しき需要人間カメレオンリップs
僕らのことさ…
「生き辛さと夜、物語の傍には常にこの二つが寄り添ってる」 幻創Pocketを主宰する脚本・演出家村崎逞が日々のアレコレを書き殴るnote あなたの生き辛さの答えはココにあるかもしれない。