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猫のアレルギー皮膚炎は難しい


はじめまして、さくと申します。

今後このnoteはうちの愛猫のアレルギー症状進捗を共有するために使用していきます。
よろしくお願いします。


動物にもアレルギーはあるんです

うちの子は保護猫カフェから引き取った子ですが、保護猫カフェにいるときからアレルギー症状がありました。動物にもアレルギーなんてあるの?なんて思ったそこのあなた!
人にもアレルギーがあるように、猫や犬にもアレルギーがあるんです。

原因は様々、ノミやダニなどの虫、埃やハウスダストなど環境、特定の食べ物が反応してしまう食物など。

そう考えると、人間とよく似ていますね。


うちの子について

うちの子の名前はくるると言います。
もう一匹、同じ保護猫カフェさんから引き取ったビビりな坊や猫・おにぎりと一緒に住んでいます。

くるるもおにぎりも現時点で推定4歳。
アレルギー持ちくるるの特技は甘えること。
長所は物怖じしないところ、短所はお腹が空くとイライラしてしまうところです。

保護猫カフェにいる時から目の上や身体への掻きむしりがあり何度か病院に連れて行ってもらっていたくるるですが、病院でアレルギー検査をしても原因は分かりませんでした。

そこで、元々くるるに一目惚れだった彼女と相談し、多くの猫が居る保護猫カフェから環境を変えて静かな環境にしてみたら少しは良くなるのではないかと思いうちに引き取りました。

くるるは、うちに来た当初は保護猫カフェにいた時と比べてかなりアレルギー症状が緩和されていたように見えました。ただ、毛がなくなってしまうほどの舐め壊しがある中うちに来たので、すぐに治療を行いました。
(保護猫カフェさんでも治療をしていただいておりましたが、病院から出された薬とくるるの傷との相性が悪く治りませんでした)

2022年5月2日撮影
傷の経過観察のために毎日写真を撮っていました

私たちはセカンドオピニオンを行い、別病院にてくるるを診てもらいました。現在この傷は塗り薬の治療により綺麗に無くなり治りましたが、うちに来た時のこの状態を思い出すと今でも心が苦しくなります。

ちなみにくるるの痒みは、うちに来た当初は痒みも少なく、比較的良い感じだったのですが…。ただそれも一時の話です。次第にまた身体を掻くようになったので今は術後服を着せています。プラス、四肢に口が届かないように、後ろ足で目の上を掻かないようにとエリザベスカラーも(ご飯時と遊ぶ時以外は)常時装着です。

術後服とエリザベスカラー装着のくるる

毛繕いもしたいだろうにと思うと申し訳なくなりますが、こうでもしないと皮膚を舐めすぎて血を出してしまったりするので、仕方なくこの装備で落ち着いています。

病院は、セカンドオピニオンで行ったところがアレルギー対応に親身に寄り添ってくれそうでしたので、そこに通っています。

これまでのアレルギー対策と今後の対応

保護猫カフェにいる時から保護猫カフェのスタッフさんがアレルギー対策をしてきてくださったようですが、ここではうちで引き取ってから行ってきた対策を挙げたいと思います。

【食事療法】


2022年
▪️5月:くるるを引き取る
▪️7月〜8月:
それまで保護猫カフェであげていたご飯から、ヒルズz/d +水のみに変更 → 痒みが悪化
▪️9月〜11月:
ご飯をziwiのラム味+水のみに変更 → 痒みは軽減
2023年
▪️2022年11月〜2023年2月:
ご飯をアミノペプチド+水のみに変更 → 痒みに変化なし
▪️2月〜現在(2023年10月)
ご飯はそのまま、痒みの波が出てきたので弱めの薬(プレドニゾロン)を1週間に3〜4日の頻度で飲むことに

【今後の対応】

現在ではアミノペプチド+水+1週間に3〜4日の頻度で薬をあげています。
薬は、かかりつけの獣医師さん曰く「ステロイドよりは全然弱いもの」だそうです。
薬は今後も様子を見ながら与え続る予定です。現時点で与えている薬以外の薬に関しては、効くと分かっていても強いもの(ステロイドなど)をあげてくるるの身体がしんどくなるのは嫌なので、できる限りこれ以上の薬はあげたくない方向で考えています。

さて、今後の対応について。
まだまだできることはあるぞ!ということで、今後の対応として考えているのは以下の3つ。

  • 手作り食の実施

  • 環境の整備

  • くるるのストレス軽減

取り急ぎ、すぐに実行できる手作り食から始めていきます。

最後に

人によって症状がさまざまなのと同様に、猫もその猫によって症状が変わってくるのがアレルギーというもの。

猫は犬ほどアレルギー検査をしても結果が出にくいと言われているのもあり、アレルギーがあったとしてもその原因を特定するのは本当に大変です。

でも、せっかくうちにお迎えしたのならのびのびと過ごして欲しい。少しでもアレルギー症状が緩和できる可能性があるのならその可能性を諦めたくない。

なにが正解かなんて分からないけれど、私たちはうちの子たちと一緒にのびのび幸せに過ごして行けたらいいなと思っています。

これから進捗を記していく予定ですが、私たちも猫のアレルギーに詳しいスペシャリストなんかじゃないし、むしろ全くの初心者。あたたかく見守っていただけますと幸いです。

お医者様と相談しながらのアレルギー対策。
少しでも早くくるるのアレルギーが良くなるよう、私たちもいろいろ考えて努力していきます。

左:くるる 右:おにぎり



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