やりかけばかりの部屋と楽しいマッサージ
今日は在宅勤務だったので、2階の部屋で唯一クーラーのある父の部屋で仕事をした。
父の部屋は父の趣味と贅沢で溢れており、釣りゴルフマッサージ機、テレビにクーラー。
あとは冷蔵庫が揃えば完璧と言っていた矢先の病気の発覚だった
作業途中とわかるものがたくさん置いてある。
部屋の隅にあるクーラーボックスは、安いメーカーのものを買って、中を分解して保冷シートを貼ってカスタムしていたものだ。
「シマノのステッカー買ってあげようか?」と話をしてからまだ数週間。
結局あれから釣りには行けていない。
仕事の後、父が「手のリハビリ」と、私の水死体のような真っ白で浮腫みまくった脚をマッサージしてくれた
そのあと同じように父の脚をマッサージした。
入院前にマッサージをしてあげた時よりさらに細くなった脚に、強い力は必要なかった
テレビを見ながらぼーっとぐりぐりしていると、「もっと楽しそうな顔せんか!」とパワハラを受ける。
その後も何度も「楽しい?」「楽しい?」
としつこく聞いてきたので、夜にまた私の脚をマッサージしてくれた父に「もっと楽しそうな顔しろ!」と言ってやった。