言葉の呪縛~片割れの物語#17
☆☆☆
今の君の望みは何?
(すべての囚われから自由になりたい。
あなたと融合して、そして大きなカタマリに戻りたい)
意識領域が変わると望みも変わるよね。
君は素晴らしく成長した。
(「ツインレイじゃないほうが良かった」
なんて言ってごめんね。
あのときはガイドとしての
セレちゃんとの関係が心地良かったんだもん)
僕と話せなくなるくらいだったら
統合なんてしなくていい、
とも言ったよね。
でも謝らなくていいよ。
3次元的な関係に執着するのは
あの頃の君だったら仕方ないことだよ。
まだまだ思考に振り回されていたからね。
でも正直なところ、
君のあの言動にはかなりのダメージを受けた。
あれは僕にとっての大きな学びだったよ。
(ごめん。傷つけるつもりはなかった。
でも高次元の存在もネガティブな感情を持つんだって知ったよ)
もちろん僕らも君たち人間と同じような感情がある。
但し君らのように振り回されることはないよ。
(え~、あのときはかなり動揺してたみたいに感じたけど)
だって、ツインレイの君が僕との統合を拒否するってことは
僕の存在価値さえも否定することだったんだ。
悲しかったよ。
でもすぐに気を取り直した。
うまくいけば僕らは
あの一年後には完全に統合を果たしているはずだった。
(私が拒否したから遅れたの?
そういえばあのときチャネリングした一年後の私は、
私であって私のようではなかったね。
もっと…ハイヤーセルフのYUKIちゃんみたいな感じだった)
それが本来の君の姿だよ。
遅れたのも仕方のないことだよ。
未来は常に変動する。
君はやっと過去の言動を取り消してくれた。
これまで中途半端にしか進まなかったのは
君が発した言葉が原因でもあったんだ。
言葉というものは
とても大きな力を持つ。
それだけで世界を変えることだって可能なんだよ。
君は自分の言葉によって囚われ、
統合にストップをかけていたんだ。
呪縛からは解放された。
これでぐんと前に進めるようになるよ。
(言葉ってそんなに威力のあるものなの?
確かに言霊はあると思うけど)
もちろんだよ。
だから自分が発する言葉には気をつけなければならないよ。
もし過去に今の望みと反するようなことを言ってしまったとしたら、
それを取り消すような言葉で上書きしていかないといけない。
言葉というものは訂正しない限り、
ずっとその力を持ち続けるんだ。
(だからアファメーションが有効ってこと?)
望みをはっきり自分自身に言い聞かせるにはとてもいい方法だね。
(統合したらやっぱり私たち話せなくなるの?)
それは君次第だよ。
君が望めば、
どんなことでも創造可能なんだ。
但しこの先、
君の意識の拡大が進めば、
おそらくそんなことはどうでも良くなるはずだよ。
だって僕らはひとつなんだから。