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ジギー・スターダスト/変化のとき

David Bowie - Ziggy Stardust

★★★

Ziggy played guitar
ジギーはギターを弾いた
Jamming good with Weird and Gilly, and the spiders from Mars
ウィアードとギリー、そして火星から来たスパイダーたちと
ノリノリでジャムってた
He played it left hand, but made it too far
彼は左手でギターを弾いたが、行き過ぎてしまい
Became the special man
特別な男になった
Then we were Ziggy's band
それから俺らはジギーのバンドになった

Now Ziggy really sang, screwed up eyes and screwed down hairdo
今やジギーは本物のシンガーだった
目をしかめ、髪をキメて、
Like some cat from Japan, he could lick 'em by smiling
まるで日本から来た猫みたいに、笑顔でみんなを魅了してしまう
He could leave 'em to hang
彼は彼らを悩ませたままにしておけた
'Came on so loaded man, well hung and snow white tan
ひどく酔っぱらって登場したよ
アレがデカくて、雪のように白い肌をしてね

So where were the spiders, while the fly tried to break our balls
で、スパイダーたちはどこにいたのか、
厄介者が俺たちにちょっかいを出している間
With just the beer light to guide us
ただビールの光だけが俺たちを導いていた
So we bitched about his fans and should we crush his sweet hands?
それで俺たちは彼のファンについて文句を言い合い、
彼の甘い手を潰すべきか話し合った

Ziggy played for time, jiving us that we were voodoo
ジギーは時間稼ぎをしながら、俺たちは呪術師だと嘘をついていた
The kid was just crass, he was the nazz
ヤツはただの無作法者だったが、特別な存在だった
With God given ass
神から授かった尻とともにね

He took it all too far but boy could he play guitar
彼は全てを行き過ぎてしまったが、本当にギターが上手かった
Making love with his ego
エゴと愛を交わし
Ziggy sucked up into his mind
ジギーは自分の心の中に吸い込まれた
Like a leper messiah
ハンセン病の救世主のように
When the kids had killed the man, I had to break up the band
子どもたちがその男を殺ったとき、
俺はバンドを解散しなければならなかった

Ziggy played guitar
ジギーはギターを弾いた

ソングライター: David Bowie
ZIGGY STARDUST 歌詞 © Chrysalis Music Ltd., Tintoretto Music, Chrysalis Music Ltd, Rzo Music Ltd

★★★


わたしのリアルタイム・ボウイは『レッツ・ダンス』『チャイナ・ガール』あたり。テレビの音楽番組で彼のPVが流れれば目は釘付けにはなるが、アルバムは持っていなかった。

それでも彼の存在は昔から私の中でも特別なものに感じていた。なぜならわたしが好きなアーティストたちの多くがボウイには多大な影響を受けているし、なんとなく神的な雰囲気を纏っている彼の存在を無視はできなかった。

その存在が私の中で大きくなったのは8年前。当時乳がんの手術を経て心もカラダも弱っていたわたし。やっと動けるようになったカラダを引きずって立川の映画館まで見に行った『ジギー・スターダスト』。その中でボウイが「変化しろ」と歌う『チェンジズ』に心が震えた。

術後検診で再び帰国した際にブックオフでボウイの『ジギー・スターダスト』のCDを買った。

『ジギー・スターダスト』のアルバムは物語だった。それはあと5年で地球滅亡というニュースから始まる。そこに現れたロックの救世主ジギースターダスト。その成功と没落までを描く。


先日インスタを見ていたら『ジギー・スターダスト』についての投稿が流れてきた。今年の6月16日で、リリースされてから52年だそうだ。

わたしはなぜか『52』という数字が気になった。調べてみると、
『変化を恐れるな』というような意味だった。

そしてSpotifyでアルバムを探し、聴き始める。2012年リマスターと書いてある。2012年といえば、地球が次元上昇(アセンション)を始めた年だと言われている。わたし自身も、あの年に人生のステージが変わったと感じている。

追記:ちなみに6月16日、616には『自分を大事に』という意味がある。

★★★


『ジギー・スターダスト』を聴きながら、改めて歌詞を考えてみる。以下わたし個人の独断と偏見による推測。

まずはウィアード(Weird)とギリー(Gilly)の意味。

"weird"(ウィアード)は、英語で「奇妙な」、「変わった」、「不気味な」などの意味を持つ形容詞です。通常、普通ではない、不思議な感じや異様な雰囲気を指す際に使われます。

ChatGPT

「gilly」は特定の地域では「バカ」や「愚か者」を意味するスラングとして使われることがあります。
「Gilly」が「バカ」や「愚か者」を意味するスラングとして使われる地域は主にアイルランドです。

ChatGPT

ボウイの父方の祖父母はマンチェスターに定住していたアイルランド系移民だったため、Gillyにはこの意味を採用したいと思う。

ウィアードとギリーは擬人化しているが、おそらく虚飾、虚栄心、エゴのこと。ジギーの本質には関係がない部分。

そしてスパイダーたちは、宇宙存在、または天使などのガイド的存在。

ギターはジギーの本質。

ギターを弾くことはもともとのジギーの才能であるわけで、それが世間に認められ人気が出たことにより、彼のエゴは増大してしまった。

その結果ジギーは自分の本質とエゴの間に挟まれ苦しむことになる。その苦しみから逃れるため精神的修行を積み、彼は自分のエゴと対峙する。

そして自分の中の子どもの部分(インナーチャイルド)を癒し、心の中の平安を取り戻していく。

自分のすべてを受け入れた彼に、もう飾り(バンド)は必要ない。自分ひとりで彼自身の音を奏でていくことができるのだから。


★★★


21日の夏至のエネルギーはパワフルだった。
これから世界が、わたしたちの在り方が、大きく変化していくと言われている。何が起ころうとも、自分を信じて進む。
変化することを恐れない。

ロックの救世主ジギーはわたしであり、あなた自身でもある。
わたしたちは肉体を持ったハイヤーセルフになろうとしている。


★★★

ジギーの子どもたち。

バウハウスのジギー・スターダスト。わたしはボウイよりこちらをよく聴いていた。


モリッシーは自伝の中でこう書いている。

「ボウイの『スターマン』のレコードが1回転さえすれば、病んだ心が癒された。 それがなければ学校にも行けなかった」

モリッシー自伝


★★★

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