転塾で【成功したこと失敗したこと】日能研→ユリウス
中学受験の話題の中でも、特に多い悩みが塾の選び方や、転塾についてではないだろうか。
我が家も
上の子…日能研→ユリウス
下の子
中学受験…サピックス→栄光ビザビ
高校受験…早稲田アカデミー
と色んな塾にお世話になった。
こうしてみると、コロコロ塾を変えているように映るかもしれないけど、その時その時は、色々調べて意味があって決めたことで、結果的には転塾して良かったことも、悪かったことも経験した。
ただ、周りのお友達の話を聞いたりして共通していると思うのは、
方針がブレない家庭は、みんなちゃんと合格しているということ。
成績のいい子は塾を変える必要がないし、どこがいいかって迷わないのではないか。
姉妹ともに小4からサピックスに通い、難関女子校に揃って合格しているご家庭。
二人とも早稲田アカデミーで、人気大学付属に揃って1発合格した姉弟のご家庭。
enaで同じ中高一貫校に兄弟揃って合格しているご家庭。
上の子がその塾で無事に合格したら、やはり下の子も同じ塾ね、というのは自然の流れで、親にも迷いがないのがよくわかる。
先生も目をかけてくれるだろうし、宿題のやり方や塾内テスト、模試の受け方や受験本番に向けての追い込みなど、一通り経験して理解できているので安心して任せられるのだろう。
けどもし1人目が残念な結果だったら…。
うちは、上の娘は日能研だったけど、下の弟は絶対に日能研は合わないと思った。
通わせられないと言った方が正しいか。
私の印象では、日能研はとにかく賑やかで。
面談に行ってそれが休憩中だったりすると、学校以上に元気な子ども達がわんさかいた。
娘がよく塾から帰ってくるといつもお菓子いっぱいもらってきていた。
どうしたの?と聞くと「塾の子にもらった」と。
今はどうかわからないけど、10年前はお弁当を持参するせいか、お菓子OKな教室だったらしい。
(サピックスや早稲アカは、お菓子やゲームなど勉強以外の道具は持ち込み禁止だと思う)
そういう雰囲気が好きな子もいるだろう。お友達を作って楽しめる子ならいい。
でもうちの娘の場合引っ込み思案でどうしても馴染めなかったようで、小学6年の3月からユリウスに切り替えた。
ユリウスでは10名くらいの集団授業で、同じくらいのレベルの子が多く、中堅校くらいを目指しているお子さんが多かったと思う。
途中入室でもみんな優しく迎え入れてくれ、初めて塾でお友達ができた。
私が何よりいいなと思ったのが、教室が透明な壁で仕切られていて、中の様子が見れたこと。
用事があって塾に行った時など、娘がお友達と笑顔で話しているのを見れてホッとした気持ちになった。
一緒に頑張ろうって言い合える仲間ができて最後まで心強い存在だったと思う。
またユリウスでは子どもから質問しなくても、先生が授業中見回ってくれるので、その時につまづいていると直接声をかけてくれたり、塾が終わった後、延長でわからない問題を教えてくれていた。
特に過去問を解く時期になると、ずっと自習室に通って、どんな学校の過去問も自由にいくらでもコピーさせてもらっていたのも助かった。
日能研のカリキュラムを使っているから、その部分でもスムーズにいったのだと思う。
塾の実績で判断するのも当然のことだし、金銭的なこともあるし、塾選びは本当に難しいと思うけど、子どもがストレスなく通ってくれるのが一番いい。
勉強とか成績の面はもちろんだけど、精神的に無理なく通って欲しいというのが親としての願いだろう。
ひとつ失敗したと思うのは
日能研を辞めるタイミングを娘に具体的に伝えてなくて、
「最後に(日能研の)国語の先生と話したかったな」と言われてしまったこと。
国語の作文でいつもたくさん褒めてくれて大好きだった先生がいたらしい。
のちに、試験本番の門前の応援の際に、たまたま再会できたのだけど、色々と手続きに忙しくて、肝心の子どもにちゃんとスケジュールの共有してあげておくのは必要だったと反省した。
サピックスや早稲アカについては、また別の記事にまとめようと思います。
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